インドネシア高速鉄道2017の中国建設のめど立たず?現地メディアから探ってみた!反応まとめ

激しい受注合戦の末、日本が敗れて大きなショックを与えたインドネシア高速鉄道計画が、
昨年の起工式から1年たった2017になっても中国が建設するめどが立っていないと報じられた。
現状を現地メディアから探ってみた。これに対する反応も見てみましょう。

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インドネシア高速鉄道2017の中国建設のめど立たず?現地メディアから探ってみた!反応まとめ

インドネシアの高速鉄道建設計画のこれまでを見てみましょう。

インドネシア高速鉄道建設計画の経緯

2015年9月3日、インドネシアは日中が競合していた高速鉄道計画(ジャカルタ- バンドン)の撤回を発表し、
入札を白紙化したが、同29日には政府の財政支出や債務保証を必要としない中国案の採用を発表した。
当初は2015年に着工し、2019年に開業する予定であった。

2016年1月21日にバンドンでジョコ大統領が出席して、起工式が行われた。

2016年2月 主要欧米各紙(FTなど)が「中国の55億ドルの高速鉄道計画が停滞」と報道した。
着工には至っていない。中国側からの書類提出が完了しておらず、審査が進んでいないことが要因という
また、中国側はインドネシア政府に当初の条件とは異なり、事業への政府保証がなければ資金を出さない、
土地収用が完全に終わらなければ資金提供しないという条件も突き付けているともいわれている。

2016年5月 ジャワ横断鉄道(準高速鉄道)を日本に建設要請したと報じられる。
2017年着工、2019年までの完成を目指す。首都ジャカルタと第2の都市スラバヤの間(約750km)を
現在の半分以下の5時間台で結ぶ計画である。

これ以降の現地メディアの報道を見てみましょう。

現地メディアの報道

2016年8月5日
(Bisnis Indonesia参照)
インドネシア初の高速鉄道プロジェクトの開発を可能にするために必要な建設許可証を政府が発行する予定となった、
来週、高速ジャカルタ – バンドン鉄道プロジェクトの建設がついに始まるかもしれない。
この鉄道はインドネシアの首都ジャカルタと西ジャワのバンドン市を結ぶ。
2016年1月にこのプロジェクトの起工式が行われましたが、インドネシアの他の多くのインフラプロジェクトと同様に、
このプロジェクトは長い間遅れていました。

2016年1月の起工式後、ジャカルタ – バンドン高速鉄道の建設は、事務処理に関する問題
(操業許可と建設許可が依然として発行されていなければならない)と、
プロジェクトの開発計画また、土地調達と資金不足が状況を悪化させたという報告が出ている。

中国開発銀行(CDB)からの資金確保に問題があったことが早期に報告された。
このプロジェクトには、51億米ドル相当の投資が必要とされています。
しかし、CDBは土地取得プロセスがまだ進行中である一方で、KCICは依然として必要な許可をすべて受けていないため、
資金を出すことには消極的であった。
担当大臣は、来週、KCICに許可を与える必要があるため、資金の一部は来週に支出できると述べた。
プロジェクトの約75%はCDBからの融資によって資金提供される。必要な土地がすべて取得されたかどうかは不明である。

KCIC:Pilar Sinergi BUMN Indonesia(60%出資)と中国最大の鉄道会社China Railway International Co Ltd(40%)で構成されている。
Pilar Sinergi BUMNインドネシアコンソーシアムは、
インドネシア国有企業4社(Wijaya Karya、Kereta Api Indonesia、Jasa Marga、Perkebunan Nusantara VIII)で構成されている。

http://www.indonesia-investments.com/zh_cn/news/todays-headlines/construction-jakarta-bandung-high-speed-railway-project-to-start/item7075

以上の情報は中国メディアも同じ時期に報じている。

2016年11月10日
(The Jakarta Post参照)
「ジャカルタバンドン高速鉄道中国の融資を得る」
ジャカルタバンドン高速鉄道のインドネシア-中国コンソーシアム(KCIC)は11月に
中国開発銀行(CDB)から39億4000万米ドルのローンを確保する。
「今月末には要件をほぼ満たし、ローン契約を確保する見込みだ」とのことで、
実際の建設は、融資が確保された来年に始まると付け加えた。

http://www.thejakartapost.com/news/2016/11/10/jakarta-bandung-high-speed-railway-to-get-chinese-loan.html

もう始まるとか、ついに始まったとかの記事が何度も出ているようで、
現実としてどこまで進んでいるか不明である。

別件の、ジャワ横断鉄道にしても、昨年5月に話日本に建設要請(2017年着工予定との話であった)と報じられたものの、
結局昨年12月になってジョコ大統領側近が訪日し、
既存鉄道の高速化への協力を要請したとなっていて、また日本に決まったわけでもないようである。

それでは、中国建設のめどが立たずの報道に対する日本の反応を見るとともに、
現地報道と併せて現状を考えてゆきましょう。

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