トランプが中国強硬派を司令塔に起用!海外の反応「正面から中国にケンカを売るつもり」「海外市場は米国製品をボイコット」

トランプ次期大統領は、貿易政策を担当する「国家通商会議」を創設し、トップに対中国強硬派の
ピーター・ナバロ・カリフォルニア大教授を起用すると21日発表した。
米中貿易戦争勃発が現実味を帯びてきた。海外の反応(中国)をまとめた。

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トランプが中国強硬派を司令塔に起用!海外の反応

トランプ氏は大統領選で米国の製造業を再び偉大にして、米国内の仕事を大幅に増やすと公約し、
対中貿易不均衡を最優先の課題の一つとしていた。

具体的には、大統領選では「中国を為替操作国に指定する。同国製品には45%の関税を課す」と対中強硬策を訴えた。
選挙後も「中国が世界貿易機関(WTO)に加盟した2001年以降、我々は7万カ所もの製造拠点を失った」と繰り返していた。

実際、米国製品の対中貿易赤字は15年に過去最悪の3674億ドル(約43兆円)となり、
中国のWTO加盟前の2000年比で4倍強に膨らんだ。

ピーター・ナバロ米カリフォルニア大教授とは

ピーター・ナバロ米カリフォルニア大教授(アーバイン校の経済学教授)はアカデミックなエコノミストで、
これまで、直接政治に関与したことはほとんどなかった。
彼には、中国の政策を強く批判する著書「中国は世界に復讐する」「中国による死」などがある。

2000年代初頭にカリフォルニア州アーバインにあるビジネススクールの卒業生がグローバリゼーションの結果として
雇用を失い始めていることに気付いたのが、彼が中国に注目し始めたきっかけである。

2011年、ナバロ氏は自著「中国による死」(映画はこれに基づいて作られた)について、
トランプ氏に手紙を書いたことをきっかけに、トランプ氏と親交を深めた。

長い文通を経て、選挙運動の上級顧問に就任し、
ナバロ氏はトランプ氏の経済問題に関する重要なキャンペーンアドバイザーになった。大統領選の期間中もトランプ氏に助言していた。
しかし、彼とトランプ氏は9月まで直接会ってはいなかった。

ナバロ氏は寄稿で、「トランプ氏は、自由貿易は良いことだが公正でなくてはならない」、と考えている。
そうでなければ、今のような状況になるわけだ。

米国の製造業の基盤が大きく損なわれ、賃金上昇は15年間にわたって停滞し、
まともな賃金が得られる良い仕事を見つけられない米国人が2000万人以上いる」と述べた。

ナバロ氏の著書「中国による死」を基に、俳優マーティン・シーンさんのナレーションによる
ドキュメンタリー映画「Death by China(中国による死)」が制作された。

ユーチューブで公開されているナバロ氏が脚本と監督を担当したドキュメンタリー映画「中国による死」は以下である。
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映画は、「中国製」と刻まれたナイフが米国本土を刺し血が流れるアニメシーン(最初から2‘のシーン)から始まり、
中国の経済成長の一方で、米製造業の雇用が失われ続けたことや、中国の産業が環境に与えた影響に焦点を当てている。

ここで、ナバロ氏は「アメリカやあなたの家族を守ることに貢献しよう。『メイド・イン・チャイナ』は買ってはいけない」と語っている。

一方で、多くの経済学者は、中国との貿易で攻撃的な措置を取れば、「貿易戦争」が始まる懸念があり、お互いが傷つくと警告している。

トランプ次期大統領通商政策の司令塔トップに対中国強硬派ナバロ教授を起用への日本の反応と中国の反応を比べて見ましょう。

トランプ次期大統領通商政策トップに対中国強硬派ナバロ教授を起用に関する中国の反応

これを報道した中国新京報の記事を見てみましょう(2016-12-23)

ナバロ氏の3つの著書は、いわゆる「中国脅威論」で、タイトル、デザインからして非常にセンセーショナルであり、
これがトランプ氏を感動させた。ここでのナバロ氏の中心となる考えは「中国製品のボイコット」を提唱することであり、
米国衰退を防ぐ鍵は中国製品のボイコットにあるとする。

さらに、安全保障分野では、「中国脅威論」を唱え、間もなく著書が出版される。
彼は、経済分野で、トランプ氏に対する強い影響力を持ち、BBCのインタビューで、
TPPはもはやトランプの世界には存在しないと述べていたが、
果たしてトランプ氏は、大統領当選後、直ちにTPP脱退を宣言した。

1月足らずで、トランプ氏は米国大統領になるが、このような強硬派が、
トランプ氏の「アメリカンドリーム」達成を助けるのであろうか?

米国別の経済学者は、ナバロ氏の提言に従えば、貿易均衡は達成されるかもしれないが、
大量の資本逃避を招き、海外市場は米国製品をボイコットし、米国経済は衰退するだろうと警告している。

 

中国は、経済、安全保障分野に、次々と強硬派を任命するトランプ氏に戦々恐々としている。
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