トランプ大統領就任後EUへの3つの影響と反応「EU終わりの始まりの年」「ミニトランプが誕生したら…」

トランプ大統領就任日である1月20日がひしひしと近づいています。
今回はトランプ大統領就任によるEUへの影響を考えてみます。
ご存知のように、2017年のEUは選挙が目白押しです。
その予定とともに、当選からささやかれている、トランプ大統領の
EUへの不安な影響をまとめてみました。

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トランプ大統領就任後EUへの3つの影響

トランプ大統領就任日はネットや証券会社、その他でも一応マークされている日であります。
それだけ彼の就任はインパクトが強く、世界を変えてしまうのではとよくも悪くも懸念されています。

とりわけEUへの影響は心配のタネであります。
と言いますのも、2017年は「EUの選挙の年」とも言われ、選挙がこれでもかっというくらいあります。

まずは2017年のEUの主なイベントを見ていきましょう。

2017年EUのイベント一覧

*EU以外のイベントも一応入れました。

1月 英国最高裁、EU離脱の議会承認判断

3月15日 米国債務上限問題の期限

3月 ☆オランダ総選挙 (15日までの間)

3月26日 香港行政長官選挙

3月中 英国リスボン条約第50条発動

4月 ☆フランス大統領選挙

5月 イラン大統領選挙

5月 G7サミット(イタリア)

6月 ☆フランス国民議会選挙

7月 G20サミット(ドイツ)

8~10月の間 恐らく9月 ☆ドイツ連邦議会選挙

9~11月 第19期中国共産党大会

ヨーロッパの選挙については☆を付けました。
特に重要なフランスとドイツの選挙について簡単な解説を加えました。

オランダ総選挙の影響

11月29日のニュースで、反イスラムを掲げる極右・自由党(PVV)のヘルト・ウィルダース(Geert Wilders)党首が最大の支持を集めていることが報道されています。ウィルダースはヘイトスピーチを行ったことで裁判に訴えられていて、それが逆に支持を集めているという事態…。

フランス大統領選挙の影響

フランスと言えば相次いで起きた「テロ」。フランス版トランプ?といってもいいかもしれない極右政党・国民戦線のマリーヌ・ル・ペン党首が台風の目です。
今の世界の流れからは当選してもおかしくありません。この党は移民・難民排斥、反イスラム、さらにはEU離脱を問う国民投票の実施を訴えています。フランスまでEU離脱が決定されたら…

ドイツ連邦議会選挙

これもEU離脱と関係あります。
メルケル首相も移民の件で支持率が落ちています。
移民支援の削減を訴え、かつEU離脱を国民投票で問うことを公約に掲げる「ドイツのための選択肢(AfD)」が票を伸ばしそうです。
AfDが国民の圧倒的な支持を得るようなことになれば、ドイツが変わるのも必至でしょう。

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トランプ大統領就任で懸念されるEUの4つの影響

1、NATO(北大西洋条約機構)の運営・安全保障

「NATOは時代遅れの存在」と批判してきたトランプ次期大統領。トランプ大統領はNATOへの貢献を減らす可能性が高いとされ、個人的にも実際そうするのではないかと思います。
NATOは教科書で学んだように、北アメリカと欧州での軍事同盟で、当初はソ連に対抗するために作られたもの。集団的自衛権が前提となっている枠組みです。今では、対テロ、紛争介入などの要素が強くなっています。

米国がNATOから完全ではなくとも手を引くとなると、NATOの抑止力は落ち、ロシアの脅威が増すのは避けれないでしょう。

2、反ユーロ思想の加速

トランプ大統領はグローバリズムとは反する、どちらかというとナショナリズムに近い発想です。
「自国のことは自国で守れ」「他国のために自国の利益を損ねているのはバカバカしい」というようなことを言っていますよね。
事実、こういった発言がドイツ人に響くのは間違いありません。
これらはEUの仕組みの矛盾を暴くような言葉です。
実際、ギリシャのデフォルトを何度も救済してきたEU内の雰囲気は悪く、実際にEU離脱思想は英国だけではなく
フランス・ドイツでも盛んになり支持され始めているのです。

3、中東がさらに不安定に

NATOが弱まり、中東などへの紛争の介入が弱まり、難民がさらに増加するものの、難民受け入れに対して否定的な国民が増えています。
難民にも不満が強まり、EUに対する憎悪が膨らむこともあるでしょう。
ISの抑止も心配となります。

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ネットのEUへの不安の声

ネットの声も拾ってみました。

twitter
フランスでル・ペンが人気、次はドイツのメルケルが危ない
twitter
欧州でもミニトランプが誕生し、EU分裂という最悪の可能性もある
twitter
世論調査の予測が失敗し、真実が政治的事実にならないことが続く
twitter
イギリスのEU脱退もトランプ大統領の誕生もロシアのスパイ工作の成果だったら、民主主義はネットによって崩壊させられたことになるな
twitter
EU離脱、トランプ大統領誕生ときたら、3つ目の大トリも来ますよ
twitter
2017年はドイツ、フランス、オランダでそれぞれ国政選挙がある。ここで1つでもEU離脱が多数派になれば、歴史の歯車はさらに狂い戻れなくなるだろう
twitter
予測できないことが起こり始めている
twitter
EUの終わりの始まりの年になるだろう
twitter
既に極右が支持を集めているぞ
twitter
すぐにはEUは解体できないが、今年から解体が進むかもね
twitter
EU弱体化に漬け込んで、某国が何かしないか心配
twitter
今年はEUショックが起こるでしょうな。1997年アジア通貨危機 →2007年サブプライムショック 2017年EUショック 

出典:twitter

このようにいろいろなことが言われていますが、これだけイベントが続き、かつ2016年の英国EU離脱、トランプ大統領誕生で
不安定さが増している中では2017年が不安視されるのも当然でしょう。

個人的には第3次世界大戦だけは起きてほしくないですが…。
グローバリズムの終わりは、良い方に転ぶのか、悪い方に転ぶのか、怖いところであります。

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