メルトダウンした福島第一原発 2号機の圧力容器の真下に強烈な放射線の黒い塊が!6年近く経っても調査の目途さえ立たず!反応まとめ

カメラ調査で、メルトダウンした福島第一原発 2号機の圧力容器の真下に、
人が1分もせずに死亡するほどの放射線を発生するの黒い塊が確認された。
これまでの調査の経緯をまとめる。

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メルトダウンした福島第一原発 2号機の圧力容器の真下に強烈な放射線の黒い塊が!6年近く経っても調査の目途さえ立たず!反応まとめ

福島第一原発事故でメルトダウン(炉心溶融)した1~3号機の中、最も多くの放射性物質が放出されたと推定されている
2号機の格納容器の内部撮影により、原子炉圧力容器の真下にある構造物や作業用の足場にこびりつくような
多くのデブリ(メルトダウンで溶け落ちた核燃料)が広範囲に付着しており、
内部の放射線量は、最大で1時間あたり530シーベルトと運転中の原子炉内部に匹敵する強さであることが分かった。

すでに事故から6年近くが経過しても、溶融した燃料の取り出しはもちろん、調査の目途さえ立たない。

事故調査のこれまでを振り返った。

まず、2011年に起こった2号機の事故の現時点で推定された経過を見て行きましょう。

2号機の事故の推定された経過

3/11  地震発生、津波襲来、原子炉自動停止
3/12  冷却水の運転確認
3/14  注水機能の喪失
燃料の露出・損傷(空焚き状態)
圧力容器の損傷(メルトダウン)
格納容器の損傷
3/15 午前 原子炉建屋外への放射性物質の放出
格納容器から直接放射性物質を含む気体が漏洩したと推定
(以上の順序は前後している可能性あり)
(東電HP参照)
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/outline/images/img_outline_20.jpg

次に、2号機内部のこれまでの調査経緯を見て行きましょう

2号機内部の調査のこれまで

2015/3/19 名古屋大学が、物質を透過する性質を持つ素粒子「ミュー粒子」を利用した
福島第一原発2号機の調査で、原子炉内から核燃料が溶け落ちていることを確認したと発表しました(メルトダウンを確認)。
2015/9/27
「ミュー粒子」を使った調査で原子炉圧力容器の周辺を透視し、
2号機の炉内燃料の70~100%が溶融している可能性が高いと推定。
2016/7/13
「ミュー粒子」を使った調査で透視した結果、溶け落ちた核燃料(燃料デブリ)の
大部分が圧力容器の底に残っているとみられると発表。
2017/2/1 原子炉(圧力容器)の下にカメラを入れ、内部の様子を撮影した。
原子炉の真下にある構造物や作業用の足場にこびりつくような多くの堆積物(燃料デブリとみられる)があり、
原子炉を真下で支えているペデスタル(鋼板円筒殻の内部にコンクリートを充填した構造と呼ばれる円筒状のコンクリート)の外側で
最大で1時間当たり530シーベルトと推定されることを明らかにした。

また原子炉の下にある作業用足場の金属格子に1メートル四方の大きな穴が開いていることも
明らかにした。原子炉内の核燃料が溶け、格納容器の中に落下したのはほぼ確実と思われる。

したがって、核燃料(燃料デブリ)の大部分が圧力容器の底に残っているとした
2016/7/13の発表は間違っていた可能性が高いことが分かった。

<福島第一原発 2号機の構造(沸騰水型原子炉 BWR型)>
http://www.chuden.co.jp/resource/energy/hama_taishinsei_pho_03.gif
原子炉圧力容器(圧力容器)が、原子炉格納容器(格納容器)に収納されている。
格納容器は内部に水を有し、原子炉から放出された蒸気を水で凝縮して圧力の上昇を防ぐ圧力抑制室がある。

以上から、2号機の事故の経緯は、注水機能の喪失により、核燃料収納被覆管が溶融し、
核燃料ペレットが圧力容器の底に落ちるメルトダウンが起き、溶融した燃料集合体の高熱で、
圧力容器の底に穴が開き、溶融燃料の一部が格納容器に漏れ出した、
さらに、燃料の高熱などが原因となり、格納容器の一部が損傷し、
格納容器から直接放射性物質を含む気体が漏洩したと推定される。

独立行政法人・原子力安全基盤機構が事故前に、原子力防災専門官向け資料として作成していた、
メルトダウンのシミュレーション画像が以下にあり、参考になる。
”https://www.youtube.com/watch?v=wwYk62WpV_s”
動画に出てくる用語について
ペデスタル:原子炉本体を支える基礎、鋼板円筒殻の内部にコンクリートを充填した構造となっている。
サプレッションチェンバー(サプレッションプール):「圧力抑制室」とも呼ばれ、蒸気圧などによる原子炉の圧力上昇を抑えるための水冷装置

福島第一原発 2号機の今回の調査結果についての日本の反応を見てみましょう。

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2号機 圧力容器の真下に強烈な放射線の黒い塊がに関する日本の反応


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これまで述べた現状の推定が正しいとすると、ロボットを入れて詳しい調査をする予定だったが、
床の損傷が激しく、ロボットの走行ルートがほぼないことが分かった上、
ロボットうやカメラが非常に高い放射線量に耐えられない心配もあり、調査計画の見直しは避けられなくなっている。

したがって、溶け落ちた核燃料取り出しおよび廃炉の見通しは、
6年近く経っても、まったく立たなくなっているのが現状である。

福島原発事故の後始末が、遅々として進まず、その見通しもない状況で、
果たして次に進むことが許されるのであろうか?

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