出光興産の創業家代理人辞任で昭シェルとの2017年予定だった合併ますます困難に!反応まとめ「創業家の強硬なサインきた」「こりゃ長期化しそうだね」

出光興産の創業家代理人の浜田卓二郎弁護士が代理人を辞任した。
元々2017年に予定されていた出光と昭和シェル石油の合併についての経営側との協議方針に関し、
合併反対の創業家との間で齟齬が生じたと考えられる。反応をまとめた。

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出光興産の創業家代理人辞任で昭シェルとの2017年予定だった合併ますます困難に!反応まとめ

両者の合併の基本合意からここに至るまでの経緯を見てみましょう。

両社の合併に関するこれまでの経緯

2015/7/30 出光興産と昭和シェル石油が経営統合で基本合意した。
出光は、石油メジャーの英・オランダ系のロイヤル・ダッチ・シェルから昭和シェル株33・3%を取得する契約を結んでいる。
2016/6/28 出光の定時株主総会で創業家が突然、合併に反対を表明した。昭和シェル石油とは異質の企業体質との理由。
2016/7/11 出光経営側と創業家の協議はこれ以降、中断した。
2016/8/3 出光昭介名誉会長ら創業家が昭和シェルの40万株(0.1%)を取得するなど対立姿勢を強めた。
2016/10/13 出光と昭和シェルは共同会見を開き、合併の無期延期を発表した。
2016/12/19 公正取引委員会は、出光興産による昭和シェル石油の株式取得を承認した。
出光は直ちに、昭和シェル株の31.3%を取得した。
2017/1   創業家が経営側との協議再開に柔軟な姿勢に転換。
創業家と会社、双方の代理人同士の話し合いが始まっていることが明らかになった。
2017/2/9 創業家代理人の浜田卓二郎弁護士が代理人を辞任した。

ことの起りは、出光興産の株主総会で、出光株の33.92%を握る創業家が
突然、昭和シェル石油との合併に反対を表明したことである。

その理由は以下であった。
両社は異質の企業体質を持ち、合併によって経営の効率性を失う
出光がイランと「親密な関係を維持」する半面、昭和シェルはイランと対立する
サウジアラビアと関係が深く、合併を急ぐべきではない
合併すれば創業家の影響力が下がるのを嫌ったからだという穿った見方もあった。

出光は創業時より2006年の上場前まで「大家族主義」という日本的経営を貫いており、
戦後メジャーと戦いながら発展してきた民族資本の元売大手であった。

これが、ロイヤル・ダッチ・シェルグループやサウジアラビア国営石油会社(サウジアラムコ)などの
石油メジャー系の昭和シェル石油の体質との大きな違いである。

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出光興産の創業家代理人辞任に関する日本の反応


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創業家は、条件闘争でなく、本気なんだなと、
改めてその合併反対への強硬姿勢を見直しています。

出光の創業者出光佐三の日章丸事件(百田尚樹著の「海賊とよばれた男」)を見れば、
創業家の出光興産に託す思いはよく理解できる。

1月以降創業家が協議に柔軟姿勢に転じた意図は不明だが、
ここまでくると、出光が創業家を説得するのは極めて困難で、
合併は暗礁に乗り上げたと言わざるを得ない。

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コメント

    • kanchan
    • 2017年 2月 10日

    逆です。

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