慰安婦少女像の対抗措置の効果はあったのか?反応からみえてくること

いわゆる「少女像」問題で日本政府は韓国駐在の大使を帰国させるなど合計4項目の対抗処置をおこないました。
果たしてこの処置が日韓関係に与える影響はどういったもので日韓関係はこれからどうなっていくのでしょうか?
そして、何よりこの4項目は効果があったと言えるのでしょうか?検証してみました。

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慰安婦少女像の対抗措置の効果はあったのか?

今回2017年1月に、日本政府がおこなった処置は次の4つです。

1、韓国駐在の大使とプサン総領事の一時帰国
2、通貨スワップ協定再開の協議中断
3、日韓ハイレベル経済協議の延期
4、プサン総領事職員のプサン市での関連行事参加取り止め

の4つです

果たしてこの4つの対抗処置の効果はどうなのでしょうか。

まずは表面的な反応を振り返ります。

韓国政府への効果・影響

当然の事ですが韓国政府は反発するコメントを出していますが、現状韓国政府は朴槿恵大統領が職務停止の状況で事実上の政治空白期間に突入しており外交よりもまずは内政の安定に努力しなければならず
以前のような強硬な態度は口ではともかく事実上難しいのが現状です。

しかし、内部から「かつてない」といった動揺の反応を引き出せたのは大きな効果だと思います。今までは多少不条理なことをしても日本は抵抗してこないという認識が少なからずあったのではないでしょうか?今後簡単に変なことは出来ないという雰囲気は出来たといるかもしれません。

それもそうですが、政府側が釜山に撤去または移転を要請しても、釜山市長にはねのけられるという
政府よりも地方の方が力を持っているような、おかしな状態になっているのです。
また、政府は「市民団体と日本政府の話合い」を求めるなど「自分たちじゃどうにも出来ません」というお手上げ状態で
韓国政府が機能していないことが露呈した状態です。

韓国国民への効果・影響

また韓国の市民からしたら朴槿恵政権下で日韓関係に変化が出てきていたのに対して
「朴槿恵のやったことは全て間違い」という空気が出てきています。
より一層、反日が強化され、次の大統領も反日戦略、いわゆる金中大からの路線をまた抜けられない状態が続きそうです。
この雰囲気の中、親日をかかげて選挙をしずらい状況です。

その他海外への効果・影響

また日韓以外に国、アメリカなどは仲介案も出していますように、対北や、対ロ、対中のために
日韓はしっかりとしておきたいところが断交されるとアメリカとしても困るというところなのでしょう。

別記事(釜山慰安婦像問題への海外の反応は?アメリカや欧州のメディアはどう伝えたか?)にも書きましたように、ワシントンポストやNYタイムズなどse×ual slaveryという言葉で拡散したのは気になりました。
ただ、昔よりはコメントで「過去のこと」「いつまでお金を請求するのか」といった被害者ビジネスに対する嫌悪感のコメントもチラホラみられるようになりました。

ただ、やはり歴史を偏った見方で見てしまう人もいるのも事実で、今回のことで、日本を悪く解釈した人も一定数いるのは事実でしょう。

海外へは報道の仕方、解釈した人によって様々です。

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ネットの反応と本当の効果

ネットの反応は韓国嫌いが多いネットの風潮そのままに
「もっと厳しい処置を」
「国交断絶しろ」
「別に韓国と仲良くなくて問題ない」
「安倍政権さすが」
「韓国嫌い」

という声が多くある一方で
「朴槿恵の問題で韓国機能してないのに」
「一時帰国って効果あるの?」
「どうせすぐに(大使は)韓国戻るんでしょ?」
「日韓関係に悪影響だけは避けてほしい」
「とりあえず冷静になろうお互いに」

という声も多くありました。

今回の処置自体はおかしなことではないでしょう。
批判として「穏便にする必要がある時期」「けんか腰は結局反発を招くだけ」といったものがありますが
外交は、パワーバランスなので、日本人によくある「人と人」の関係をそのまま「国と国」の関係に当てはめたものでは
通用しないわけで、それで今までの日本の外交はダメだと言われてきたわけです。

今回の処置で「やっと普通の国の対応」という反応があったのが正しいと思うのですが、これが世界的基準としては普通なわけで
我々が受けた平和教育はいわゆるGHQの政策であり、それを人間関係に当てはめるのはいいのですが
国と国の関係に当てはめるのは違い、外交や国際関係、軍事論からすると全く違うものになるわけです。

少女像撤去に韓国政府は努力するとの合意があるにも関わらず逆に像が増えているなんて現状がおかしいわけであり
それを国際的にも示す形で、「おかしいことだから措置をする」というのは、間違っていない対応と認識しています。

効果として、「不条理なことをしたら日本も対抗してくるんだ」という認識が少なくとも相手に伝わったのは悪いことではありません。

今回の事でいかに韓国世論の反日と反朴槿恵が根深いかが分かりました。
これは少女像と従軍慰安婦問題に限らず防衛問題や北朝鮮への考えがまた変化することが想像されます。
韓国次期大統領もまた、非常に難しいかじ取りですね…。
八方ふさがりというか、何を選んでもキツイ状態です。

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