森友学園問題海外の反応は?スキャンダルが安倍夫人と稲田防衛相を巻き込んだ!

森友学園問題に対する海外の反応をみると、首相に近い二人の主要な女性である安倍夫人と稲田防衛相を
巻き込んだスキャンダルは政権の女性への信認を揺るがす事件との見方もあるようです。

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森友学園問題海外の反応は?スキャンダルが安倍夫人と稲田防衛相を巻き込んだ!

CNN(2017/3/24)は「日本の首相安倍晋三が土地売買スキャンダルに巻き込まれる」と題し、
安倍内閣の支持率が10%落ちたことを含め、事件の経過から国会での籠池氏の証言に至るまで詳細に森友学園問題を報じている。

一方、リベラルな論調を持つとされるニューヨークタイムズ(The New York Times 2017/3/23)は
「日本で右翼学校スキャンダルが安倍に近い二人の女性を巻き込んだ」と、
安倍夫人と稲田防衛相に焦点を当てて、今回の事件の背景を解説している。
これを簡単に抄訳してみた。

日本の安倍晋三首相は、女性に権限を与える計画を、政権の重要課題としてきた。
しかし、右翼教育グループが不適切な政治的恩恵を受けたという容赦のないスキャンダルは、
妻の安倍昭恵氏と稲田朋美防衛相という彼の最も主要な女性2人を罠にかけた。

このスキャンダルは、安倍首相の人気を揺るがし、
彼の女性に対する信任が特に大きな打撃を受けている。

先月スキャンダルが新聞のヘッドラインを占め始めると、昭恵氏は大阪の右翼グループが予定していた新しい学校の名誉教授を辞任した。
このグループ森友学園は、日本の戦前の愛国的な学校のカリキュラムの神髄を促進しており、土地を政府から非常な値引き価格で購入した。

昨週、このグループのリーダー(籠池氏)は、昭恵氏が2年前に首相からの寄付として現金の封筒を彼に渡したと言った。

一方、女性としては2番目の防衛相であり、安倍が後継者として育ててきた稲田氏は、
森友学園に全くかかわりないと断言していたのが、関連する法廷に弁護士として
出廷したことがその後明らかとなり、虚偽答弁をしたと責められて、辞任要求と戦っている。

日本では、高い地位の女性は選別され、国会での女性の割合は、先進国で最低である。
学校疑惑の中心的人物として安倍夫人と稲田氏が出現したことで、
長い間彼らを女性の権利の問題提起者として描いてきた批評家を困惑させた。

法政大学の政治学教授である山口二郎氏は、安倍首相のフェミニズムは「かなり浅い」と述べた。
同氏は、女性の仕事と生活のバランスの農業やイノベーションの女性のためのキャンペーンイベントで、
安倍夫人がたびたび出演したにもかかわらず、ファーストレディは本当の、体系的な女性の(権利)の変革にかかわっていなかったと述べた。

安倍夫人は「私は自分の人生を生きる」という本の記者会見で、
「女性が輝く」という社会をつくるための夫の努力を支え、「女性は男性のように働く必要はない」と書いている。

日本の報道メディアは、女性への支援に加えて、レズビアンや同性愛者の権利や原子力などの問題について、
より積極的な意見を表明していることから、安倍夫人を首相の「家庭内野党」として、
囃してきたが、右翼学校グループとの関係が明らかになることで、その評判は剥がれ落ちることとなった。

森友学園では、「忠誠と親孝行で結ばれ」、「夫と妻が調和している」ことを規定した
19世紀の勅令である教育勅語の朗読を子供たちに強いる幼稚園がすでに運営されている。
また、リーダーの籠池泰典氏は、中国人と韓国人に対する偏見の罪で起訴された。

首相官邸は、安倍夫人への疑惑に対し、金曜日の議会での妻を擁護した首相のコメントを引用し、
彼女が学校グループに金銭を与えたことは一度もなく、 問題の学校へ公有地を売ることに両者とも関与していないと述べた。

女性の地位向上を目指す女性たちは、稲田氏に失望したと述べている。

上智大の政治科学科の三浦まり教授(選択的夫婦別姓制度推進派)は、
防衛相が、女性は家庭にあるべきだという超保守的活動グループのメンバーであることを指摘して、
稲田防衛相は「アンチフェミニストだ」と指摘している。

稲田氏は、日本のフェミニストにとって重要な事由である、
結婚した女性が、夫の姓とは異なる名字を使用できるようにする法律を制定するよう求める声明に反対したと付け加えた。

三浦氏は、安倍首相は、第二次世界大戦で日本が残虐行為と非難されたことを間違っているとした
修正主義者の見解と一致したため、稲田氏を選んだと述べた。

「彼が選んだ女性たちは、単に女性の進歩を伝えるだけの象徴的またはうわべだけを飾り立てる方法だ」と三浦教授は話す。
「それは真に女性に力を与えるものではありません。」

稲田氏は3人いる安倍内閣の女性閣僚の一人だが、最初から彼女の資質に疑問が投げかけられていた。

自民党でさえ、一部の国会議員は、防衛省や外務省の副大臣になったこともない弁護士が、、
北朝鮮が核ミサイルを開発し、中国が領土主張をあからさまにしているこの地域の緊張が特に高まる中で、
なぜ重要ポストに選ばれるのかと懸念していた。

彼女のファッションが、しばしば批評の的とされた。
海賊対策のための自衛隊軍に会った夏には、アフリカ東部のジブチに飛行機で行った時に身に着けた
カジュアルな衣装と特大のサングラスについて不評だった。
別の機会に、彼女が日本の自衛隊船を訪れた後、人気のあるタブロイド誌が彼女の履いたハイヒールを認めなかった。

南スーダンの自衛隊の情報隠しの問題では、野党は、彼女の資質を複数の点で攻撃している。
稲田議員の議会で最も厳しい批評家の一人である野党民進党議員の辻本清美氏は、
「女性政治家のファッションに注目するのは非常に残念だ」と述べた。
本当の問題は、稲田氏は「自信と経験と知識を持たない」ということだと述べた。

ファックスの声明で、稲田氏は10年間森友学園グループのリーダーと会っていないと言った。
また彼女は、南スーダン報告書に対する特別調査を命じたと述べた。
問題が発生した場合、彼女は次のように書いた。「私は国防大臣の責任の下で改善するつもりだ。」

しかし、評論家は、自衛隊関係者や官僚が彼女から報告を隠していたとすれば、
それが彼女の防衛省を把握する力が欠けていることを示しているという。

ワシントンの笹川平和財団の安全保障外交政策担当者であるジェフリー・ホーナン氏は、
「彼女がもはや国民からいかような権威や信用も得るのは難しい。」と述べた。

先週の議会で、安倍首相は「誠実な職務を続けて欲しい」と稲田氏を擁護した。

今のところ、稲田氏はこのスキャンダルを生き延びるかもしれない。

「もし安倍が自分の利益のために彼女を犠牲にすれば、彼は彼女のキャリアの擁護者であるため、
非難を浴びせられる可能性が高い」と語った。
一方、「彼は犠牲者を必要とするので、チャンネルを切り替えることもできる」とも語っている。

ここで引用されている日本の評論家は、リベラルな人が多く、海外の評論家の位置づけは不明なので、
アメリカのメディアの多くがこの意見にどの程度同調しているかは、
不明だが他のメディアは客観的に事件を報道するものはあるものの、安倍政権擁護の論調は見いだせなかった。

日本のメディアでは、あまりスッキリしないスキャンダルの背景を
安倍政権の女性問題という観点で見たのは、こういう見方もできるという意味で面白いと思った。

海外メディアの反応に対する日本のネットユーザーの反応を見て行きましょう。

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