消費者庁、初のトクホ取り消し事件で健康食品各社へ商品調査を要請!!その意味と反応まとめ

消費者庁は、日本サプリメントに関する初のトクホ取り消し事件に関連して、トクホの全商品について、
有効成分量が正しく含まれているかを、許可を受けている企業に調査するよう28日に要請した。

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消費者庁、初のトクホ取り消し事件で健康食品各社へ商品調査を要請!!

23日に日本サプリメントが販売する特定保健用食品(トクホ)「ペプチドエースつぶタイプ」など6品について、
関与成分の含有量が記載値に満たず、2年間も公表せずに販売していたとして表示許可を取り消すとした事件を受けての処置である。

では、日本サプリメント株式会社とは、どのような企業なのか?
通信販売のみを行う健康食品の業界大手とのことで、主力商品として、
ペプチドエースつぶタイプ、豆鼓エキスつぶタイプ、TGバランスなどを販売しているが、
今回問題になったのは、前2者の商品群に含まれるものである。

当社のホームページには、お詫びとともに、特定保健用食品としての販売を終了することとしたが、
対象商品は、かつお節オリゴペプチドが配合された食品で、血圧が高めの方に適しており、
かつお節オリゴペプチドが血圧が高めの方に適した食品であることは、
ACE阻害活性の値から判断することができる。

そして、販売した対象商品はかつお節オリゴペプチドを含むものであり、かつ、原料(かつお節オリゴペプチド)レベルにおいて
ACE阻害活性の必要値が満たされていることを確認しているので、
トクホが取り消されても、効果があると述べているが、よく理解できない。

原料(かつお節オリゴペプチド)が有効なのは、一般的に認められていたのであろう。
今回の問題は、有効成分がほとんど含まれていなかったことが問題なのである。
豆鼓エキスつぶタイプについても同様の説明がある。今後は、一般の健康食品として販売する方針のようである。

公的に何の処罰もないとすると、トクホ制度になんの意味があるのであろう
(返品に関しては、ここに電話するようにとの記載のみである)。

ここで、特定保健用食品(トクホ)を定めている保健機能食品制度を確認してみましょう(以下Wikipedia参照)。

健機能食品制度とは

近年の健康食品ブームで、世の中には健康食品とは名ばかりで
まったく効果がない食品や有害物質を含む食品があふれている。
この状況を改善するために、設けられたのが、保健機能食品制度である。

1991年に導入され、食品衛生法で定められる食品ののうち、
薬といえるほど強く明確な作用ではないが、一定の健康効果が認められるものを認可を取ればトクホとして
効能や有効成分などの表示が可能となり効能を消費者に訴えることができる。

専門家からなる内閣府消費者委員会へ諮問がなされ、
消費者委員会の出した答申を参考に効能の真偽を確認して消費者庁が許可・不許可を決める。

しかし、トクホは審査が厳しく、費用もかかるので認可を取る食品が増えなかったため、
規制をもっと緩くして作られたのが機能性表示食品である。
機能性食品は形式的にデータが揃っていればメーカーの言い分を信用して認可される。

これ以外の通常の健康食品では、効能や有効成分などの表示は違法となる。

ちなみに、現在ブームとなっている水素水は、
トクホでも機能性食品でもないため、販売会社のホームページを見ても、
一切効用、機能は掲載されていません。

トクホは一度許可されれば更新する必要がなかったとのことで、消費者庁は今後は、定期的な調査をするということだが、
これでまた、お役所の処理の手間と費用が増えるわけで、そこまでして、
健康食品を増やして、国民の医療費が本当に減るのか、費用と効果をはっきりさせる必要がある。

国が、単に健康商品の販売増のお手伝いをしているのに過ぎないのではとの批判もある。

消費者としても、自ら考えて、CMの謳い文句にのせられて、無駄なまたは、
場合によっては危険な健康食品を摂取しないようにする必要ある。

健康食品が大きな問題となった事件としては、トリプトファン事件がある。
米国において1988年末から1989年6月にかけて、
昭和電工が製造した必須アミノ酸である「L-トリプトファン」を含む健康食品を摂取した人の血中に
好酸球が異常に増加して筋肉痛や発疹を伴う症例、好酸球増加筋肉痛症候群が大規模に発生し、
FDA(米国食品衛生局)によれば、被害は1,500件以上、死者38名と記録されている。

なお、健康食品の効果、安全性については以下のサイトの信頼がおけるようである。
ここで、オリゴペプチドなど有効成分名で検索してその危険性や有効性を調べることができる。
企業名を入れれば、今回のような関連ニュースを見ることもできる。

国立健康・栄養研究所の「 健康食品 」の安全性・有効性情報(以下のページへのリンクは自由となっている)

http://hfnet.nih.go.jp/

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初のトクホ取り消し事件に関する日本の反応

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今回問題となったのは、健康食品のうちでも国から承認を受けた本来
もっとも信頼されるべきトクホの認可を受けた食品である。
他のレベルの健康食品は、どうなっているのか疑われる。

自動車の燃費問題を、はじめ最近企業がデータを軽視して、
大問題となるケースが増えている。信頼ある製品を作ることで、
世界的な信用を得てきた日本の製造業や、技術者のモラルはいったいどこに行ってしまったのか?

今回の件でも、他の種々の事件のように、
違反事実が続々と報告されないか懸念される。

プラシーボ効果(薬効成分を含まない偽薬を薬だと思って服用しても、
患者の30%は病状が良好に向かう、治療効果のこと)もあるので、
健康に良いと思って食べれば、効果は出るのだから有効成分などなくても良いのかも知れませんが??

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