英国の日産投資支援に密約か?ブレグジット時の保証を他社も要求!反応まとめ「無関税で輸出できる?決めるのはEUだろう!」

日産自動車は、ブレグジット時に不利益が生じた場合、英国政府から支援と公約を得られたとして、
スポーツタイプの新型車を英サンダーランド工場で生産するための追加投資を決めたと発表した。
両社は否定するが、密約があるのでは、とささやかれている。同業他社も同様の保証を求め始めた。

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英国の日産投資支援に密約か?ブレグジット時の保証を他社も要求!反応まとめ

日産自動車は、ブレグジット時に不利益が生じた場合、「英国政府から支援と公約を得られた」ので
スポーツタイプ多目的車「キャシュカイ」と「エクストレイル」の新型車を英サンダーランド工場で
生産することを決めたと英国への追加投資を発表した。

日産英サンダーランド工場は、イングランド北東部にある英国最大の自動車工場で
7000人の従業員と関連企業に2万人が働いている。
昨年の生産台数は47万5000台で、その8割を130以上の国と地域に輸出しており、
このうちEUへの輸出は55%に上る。もし、ブレグジットが実施されると、
EUへの輸出には、WTOの規則に従って10%の輸入関税が課されることになる。

この報道に対し、メイ英首相のスポークスマンは、日産に何の補償案も提示していないと述べた。
また、クラークビジネス・エネルギー・産業戦略相は、今後のEUとの貿易交渉で
無関税などの有利な条件を引き出し、「競争力のある環境を維持する」ことを
約束しただけと説明し、「補償はない」と否定した。

これ以前、日産は、英国のEU離脱で自動車輸出に新たに関税が設けられた場合、
英政府が補償を約束することが英国への追加投資の条件であることを示していた。

「キャシュカイスポーツタイプを新しく生産せねばならないが、ブレグジットの影響で、それをどこで生産するべきか、疑問をもっている」
「数か月以内にその投資をせねばならない」
「ブレグジットの結果がどのようになるのか最後まで待つことも、英国政府がEUと合意するまで待つことも出来ない」
「何かマイナス要因が発生した場合に、その補償の約束を政府から望んでいる」。
と述べていたカルロス・ゴーンCEOが、10月初めにメイ首相と会談した後の、
今回の決定であるから、当然英国政府は何らかの具体的な保証を約束したと考えられる。

関係者による、英政府は日産に対して、EU離脱で日産の競争力が低下した場合には
特別な支援を行うと書面で約束したという報道もある。
また、カルロス・ゴーンCEOは経営会議で、
「英国政府から支援と公約を得られた」とコメントしている。

さらに、この報道を受けて、英国で製造をしているジャガー・ランドローバー(JLR)や
米フォード(F.N)など他の自動車メーカーも英政府に同様の措置を確約するよう求めている。

EUとの貿易交渉で無関税などの有利な条件を引き出し、
「競争力のある環境を維持する」ことしか約束していないなら、個別企業との約束は不要であり、
日産との間に、何らかの密約があったと考えるのが自然である。
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そもそも、ブレグジット国民投票の最大の争点になった移民受け入れは拒否しつつ、
EUとの貿易交渉で無関税などの有利な条件を得るということに、
現実的な可能性はほとんどないと思われる。
EUが最も嫌うブレグジット離脱の良いとこ取りそのものである。

離脱通告さえ、まだのメイ英首相は、ブレグジットに関するEUとの交渉と、
日産以外の自動車メーカーとの交渉をどうバランスさせるつもりだろうか?

すで、ブレグジットを前に、続々と英国から、企業がEUに移転を計画、実行し始めている。

格安航空イージージェット航空は本社を英国からヨーロッパ大陸に移転
自然派化粧品メーカーで1400人の従業員を抱えるラッシュ社も本社をドイツに移すことを既に実行中
HSBCは5000人の従業員の内、1000人をパリに移すことを検討
JPモルガンは16000人から4000人を他のヨーロッパの都市に配置替えする予定

英国の日産支援に密約かについての日本の反応と英国の反応を比べて見ましょう。

英政府の日産支援に密約かに関する英国の反応

離脱論者が嘘をついた不可能なブレグジットによって、誰も傷つかない
ことを保証する慰めの手紙を私たちにも下さい。

政府は、無関税での市場アクセスかつ譲歩なしという
賢者の石(錬金術)なみのブレグジットを捨ててしまった。

(公開することは)商業上微妙だって?皆が日産が何を得たかを
知りたいのを危険だというのか?グレッグ・クラーク。
でなければ、君の約束は不法なものなのか?

ロイターの話が本当なら、日産への「ブレグジット救済」の英国政府の約束は、
すべての企業が同じことを要求するという大きなリスクとなる。

日産がブレグジット前にサンダーランドで自動車を造ることを決めた。
これで、我々はそのための支払いをすることになる。

 

日産への支援の約束の内容が公表されないことと、
これにより、納税者に巨額の負担が押し付けられるのでは、
との英国メディアの報道を受けて、いらだちと反発が広がっています。

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英政府の日産支援に密約かに関する日本の反応


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今回の日産の追加投資の決定は、英国のメイ首相にとっては、欧州連合(EU)離脱を進める上で
大きな支援材料となりそうだとの報道もありますが、
今後の他メーカーへの保証や、EUとの交渉を考えると、針の穴に糸を通すような、
わずかしかない解をとかねばならない状況が続くと思われます。

英国からEUへ脱出する企業をできるだけ減らすために、関税交渉を進め、
しかも移民問題で妥協しないためには、ブレグジットをいつ宣言し、
どのように進めるのかメイ首相の今後の手腕が問われます。

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