ケンブリッジ大の天安門事件など論文の中国から接続遮断に批判殺到!なぜ?反応まとめ「魂を売った」「歴史の書き直しに加担」

英国ケンブリッジ大出版局が、「チャイナ・クオータリー」のサイトに掲載されていた政治的に敏感な大天安門事件等に関連する300点以上の論文について、
中国当局の要求により中国国内からのアクセスを遮断した。この対応に批判が殺到している。なぜか?背景と反応をまとめた(ガーディアン紙参照)。
(8/22更新 ケンブリッジ大学は21日、遮断を撤回すると発表した。世界中からの批判に答えたものと思われる)
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ケンブリッジ大の天安門事件など論文の中国から接続遮断に批判殺到!なぜ?

編集長のティム・プリングル(Tim Pringle)は、この処置に「深い懸念と失望」を表明した。

中国でメディアを監督する国家新聞出版広電総局の要求とその背景について

<要求の内容>中国関連の論文300点について、中国からの接続を遮断する
1989年の天安門大虐殺、毛沢東の大惨事な文化革命、香港の民主主義闘争、新疆とチベットの民族間の緊張など
中国の一党政権がタブーとみなしている話題を扱った論文である。
<その背景>
習近平国家主席が5年近く前に権力を握って以来、中国の学界への支配を劇的に強化した。
昨年、習近平は大学が共産党の「とりで」となるよう呼びかけた。

多くの中国の政治学者や国際関係、法律の専門家など、知識人が、米国での保護を求めており、
それはヒットラーのころほど劇的ではないが、増加している。
外国人学者もターゲットにされており、中国当局は歓迎されていない問題を扱っていると考えられる学者へのビザを拒否している。
これまで外国の学術誌は検閲を避けていたようだが、今回これもついにターゲットにされた。

<ケンブリッジ大が中国当局の要求を受け入れた理由>
1. 財政上の問題で中国当局の意向を無視できない
ケンブリッジ大学には中国の団体から数億円に上る寄付が行われている
ケンブリッジ大出版局は中国での子ども向け英語教材の販売が好調で、過去5年連続で前年比2桁の成長を遂げている
2.前記以外の出版物が中国国内で利用し続けられるための措置

これに対し、著者や著名な中国研究者から激しいケンブリッジ大学に対して激しい非難が殺到している、

著者や著名な中国研究者から激しいケンブリッジ大学に対する反応

一言でいえば、実際的というのは哀れなことになりがちだ

(中国に対する)特別な降伏だ

(出版社が)中国政府から数百万ドルのために魂を売った

特定の記事へのアクセスを遮断せよとの中国の要請に出版社が加担した場合、
著者は、出版社への信頼をなくし、学術出版社としての高潔さを損なうものだ

中国市場へのアクセスを維持するために自社製品を検閲したブルームバーグやFacebookなどと同様の財政的動機もあるかもしれないが、
もし西洋がその価値観に立っていなければ、中国当局は自分たちの価値観を私たちに課すでしょう。

中国の学者は彼らの国の歴史の「浄化された」バージョンにしかアクセスできなくなる。

問題は、中国の歴史の政治的に選別されたバージョンを出版することを、ケンブリッジ大学の名前でしていることです。
結果として、出版社は歴史の書き直しに積極的に加担することになる。

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ケンブリッジ大の処置に関する日本の反応


*規約に準じて掲載しております。もし掲載不可でしたらすみやかに削除しますのでお問い合わせください。

ケンブリッジ大の処置は、関連論文を削除ではなく、中国国内への接続遮断が正しいようです。
もちろん中国当局、ケンブリッジ大学への批判が多い。

文化革命の悲惨な一時代の中の毛沢東主義の人格崇拝について書いたハーバード大学のMacFarquharは、
「研究を止めることによって文化革命を歴史のゴミ箱に捨て去ろうとする政権による試みは、国家的記憶喪失を引き起こし、
結局過去を記憶できない人はそれを繰り返すと非難される」ことになると述べています。

経済的な攻勢を世界に広める中国政府の影響が、学術分野まで、来たかという驚きと、今後の動きが心配されます。

歴史から学ぼうとしない習近平が毛沢東と同じ運命を辿ることはないのでしょうか?

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