DeNAラミレス監督の采配は阪神金本とこれだけ違う!その理由は?「どう始まるかより、どう終わるかが大事だ」「選手より監督が目立つようではダメ」

ともに40代で、監督経験なし、永年弱小球団と言われ、選手補強も十分でない中で
監督に就任したDeNAラミレス監督と阪神金本監督の今年の戦いが終わりました。
その采配ぶりには大きな差があると言われます。その理由はなんでしょう?

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DeNAラミレス監督と阪神金本監督との采配の違い

今年のペナントレースの結果は、DeNAがAクラス3位、阪神が5ゲーム差のBクラス4位となりましたが、
CS進出したDeNAが2位巨人を破ったこともあり、その差は順位以上に大きい印象です。
その差は両監督の采配の差という意見があります。
なぜでしょう。来年はどうなるのでしょうか?

対照的な両チーム、両監督の違いをマスコミの評判を参照して見て行きましょう。

シーズン前の評判は、次のようでした。

ラミレスについては、巨人の高橋監督を含めた3新人監督の中で、
“合格ライン”に一番近そうなという記事はあったものの、
期待はそれほど高くありませんでした。

また、監督としては「パフォーマンスはやりません」との宣言に、
外部に対する宣伝力を期待していた向きはがっかりした面もあったようです。

一方、金本は阪神超変革1年目として、
「観ていておもしろいワクワクするようなチーム、結束力のある戦う集団をつくりたい」と、
かなりファンに期待を持たせるものでした。

ただ、一部には、「猛練習の鬼」と言われた三村敏之元広島監督に叩きこまれた金本は、
赤ヘル仕込みの猛練習で、故障者が続出するのではと懸念されていました。

序盤4,5月に、スタートでつまずいたDeNAが最下位に陥ると、5月には、ラミレスに対し、
「特に外国人選手に対して頑固采配する(新外国選手ロマックを不振でも変えない)、
早打ちを意識させることで打撃のバランスを崩している、
サヨナラ負けした試合の帰りにピースサインもファンの気持ち逆らう」など散々の言われようでした。

逆に、阪神は、抜擢した若手が活躍して、2位となり、
阪神が変わりそうだとファンの期待を抱かせました。

ところが、6,7月になると、ラミレスは序盤采配での反省もあり、その采配ぶりが定着してくると、
徐々に浮上し、2位となり、8月以降は3位に定着し、球団として初めてのCS進出を果たしました。

8月末には監督続投も決まり、首脳陣からは、「4月の滑り出しでなかなか勝てない中、初采配にもかかわらず、
チームの空気を変えてくれた。常に前向きな姿勢。それがあったからこそ、今の順位がある」と高い評価をえました。

一方阪神は、主力の故障者続出などもあり、6月からずるずると、順位を落とし、7月には最下位となってしまいました。
7月の藤波に懲罰的な意味合いで160球も投げさせた試合について、
金本監督は無能なのか?との記事も出る始末です。

このまま阪神がシーズン最下位で終われば、「暗黒時代」と言われた2001年以来、
実に15年ぶりの出来事になるとも叩かれました
最終的には、終盤での連勝により、5ゲーム差の4位となりましたが、
その差は見かけ以上に大きいのではないかと思います。

また、金本監督については、打順を日替わりでころころ変えすぎるのではとの評価もあります。
ラミレスは3番・ロペス、4番・筒香など、主力の安定した選手がいることもあり、
例え不振であっても、選手を信頼して使い続ける場合が多い。

金本監督に対しする球団の評価は、「しっかりと地に足がついた発言。時間をかけてチーム再生を目指してもらえればいい」と
意外に良いとの記事がありますので、来期は、補強にも力を入れて、ふたりの実力の差がはっきりしてくるのではと思います。

ふたりの監督としての違いとして一番気になったのが、選手への対応です。

金本監督は、鳥谷落球に 激怒!イス蹴った!「プロ野球じゃない」など、中心選手として期待していた鳥谷選手に、
厳しい言葉を投げかけ、結局鳥谷、選手は、今までなかったほどの不振のまま終わりました。

試合後のコメントでも、選手を名指しで非難することがしばしばあるとも、報道されており、
先の藤波のケースも考え合わせると、監督として、自分の感情をコントロールできていないのではと疑われます。

一方、そのパフォーマンスから感情に流れるのではと思われた、ラミレスが試合に敗れた時、
選手がミスをした時、「That happens.(そういうこともある)」としばしば口にしていました。
言い訳をせず、淡々と現実に向き合う姿勢が印象的だったとのことです。

自身の采配を「ミスをおかして負けた試合もある」と率直に認め、
借金が最大11にまで膨れあがった序盤戦については「若い選手を正しく使うことができなかった」と振り返る。
もっともらしい理屈を並べて責任回避するのではなく、
「そこから学んでいこう」とポジティブな姿勢を貫いたと評価されている。

Bクラスで負け続けていたDeNAの選手に、
ポジティブな感情を植え付けた点が最も大きかったのではと思われる。

この違いは、1991年にプロ入りしたふたりの経歴にあるのではと思います(Wikipedia参照)。
金本は、広島、阪神とそのチームでの中心選手として活躍し、
自らに厳しく先頭に立ってチームを引っ張ってきた経歴を持っています。

今季監督就任を要請されても最終判断まで、時間がかかり、
監督になりたいと以前から強くは思っていなかったと思われます。
自らに厳しく、他人にもそれを要求する姿勢がでていると思います。

ラミレスは、来日後、ヤクルト、巨人、DeNAと主力打者として、
日本の球団を渡り歩き、最後は、BC・群馬でコーチを兼任するなど、
日本で監督になるという自分の夢を達成することを頭において経歴を重ねてきている。
巨人、DeNA時代にも、若手選手を指導したり、対戦の際相手のデータをきちんと調査するなど、
監督として必要なことを意識して勉強してきている。

だが、もっとも大きいのは、ラミレスの大事なのはフィジカルよりメンタルだという、
選手に対する接し方、態度ではないかと思える。
それが、横浜の各選手に最も必要であったポジティブな感情を植え付け、
十分とは言えないまで、花開いたのではと思える。

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采配の違いに関する日本の反応

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来期は、ふたりとも、2期目を任され、期待されているわけですが、
今年の経緯からは、ポジティブな感情が植わったDeNAの選手たちが、
ネガティブと言わないまでも、今年1年の感情が消化されないままの阪神の選手とでは、
来年の結果として、もっと大きな差がつくように思えます。

いずれにせよ、おふたりには、今年の経験を生かして、セリーグを今年以上に盛り上げてもらいたいと思います。

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