ヒアリは普通の蟻とどう違うか?米国でもなぜ広がった?

日本に初めて上陸したことが確認された、刺されると、火傷のような激しい痛みを生ずるという
危険なヒアリは普通の蟻とどう違うのでしょうか?
これを見分ける方法と、南米原産のヒアリがなぜ米国で広く生息するようになったかをまとめました。

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ヒアリは普通の蟻どう違うか?米国でなぜ広がったのか?

ヒアリは攻撃的で、人によってはヒアリに噛まれるとアナフィラキシーショックなどで、
致命となる場合があるので、ヒアリを普通のアリとを見分けることは大変重要です。

ヒアリと普通のアリを見分ける方法をまず見てみましょう。

ヒアリと普通のアリを見分ける方法

1. 疑わしいと思われる蟻を瓶に捕まえるか、紙の上に置いて、細かく観察する。
体と頭のほとんどは濃い赤茶色をしています。 しかし、腹部は色がより濃く見えます。
普通の蟻の大きさは種によって異なるが、ヒアリは長さが約1/16~1/5インチ(1.6mmから5mm)である。

2.  庭で蟻の丘や山(ドーム状の蟻塚)を探す。低い層の巣を造る普通の蟻とは異なり、
ヒアリは柔らかい土に、15インチ(38cm)もの土の高い塚を作っている。
しかし寒く乾燥した地では、より小さく、堅くなり、見つけにくくなる。

塚はしばしば直径15インチ(38cm)で、地中に5フィート(152cm)の深さとなる場合がある。
普通の蟻の塚は、中央に穴があいており、穴ら出入りするが、ヒアリの塚は中央に穴は開いていない。

3. 蟻の行動を観察してみる。蟻塚や巣が乱されると、ヒアリは攻撃的になる。
普通の蟻は、通常、攻撃的にはなりません。

4.もし噛まれた場合は、腕や脚をチェックし、蟻の咬傷の有無を確認する。
ヒアリの咬傷は痛みを伴い、みみずばれになることがある。

日本で初めて発見されたヒアリですが、南米原産のヒアリが、
現在米国では、広く分布しています。それはなぜなのでしょう?

<ヒアリはなぜ米国で蔓延したのか?>
ヒアリは、南米原産で、1930年代にアラバマ州モービルの港を経由して偶然米国に入って来ました。
おそらく船のバラスト用に使われていた土壌の中にいて、それ以来、米国で広がり続けたのでしょう。

ヒアリは攻撃的で、他種の蟻と競合して、これらを駆逐します。
例えばテキサス州では、1950年代以降、州の北、西、南に広がっています。
現在、州の東3分の2以上、テキサス西部のいくつかの都市部にも蔓延しています。

(参照:“http://www.ehow.com/how_7739109_tell-fire-ants-regular-ants.html”(米国)、http://fireant.tamu.edu/manage/faq/(米国)、
https://www.env.go.jp/nature/intro/4document/files/r_fireant.pdf(環境庁))

したがって、日本で蔓延させないためには、今回のように、侵入直前に発見して防御する
また、万一国内に侵入した場合には、すぐ発見して、
広がらないうちに駆除することがとても大切になります。

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ヒアリが日本上陸!刺された時の症状と対処法まとめ「初期で止めなければ数年後には全国に」
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