電動車いすの女性が大量のスズメバチに襲われた事故はなぜ起こったか?反応まとめ「せつなすぎる」「安易に助けられた筈とか言えん」

福祉施設で通所サービスを利用した帰りで、送迎の車を降り、職員の付き添いを受けながら電動車いすで帰宅途中の87歳の女性が
大量のスズメバチに50分間にわたって襲われ、およそ150カ所を刺されて亡くなった。
なぜこのような事態に至ったのかを考えてみました。反応もまとめました。

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電動車いすの女性が大量のスズメバチに襲われた事故はなぜ起こったか?

今年は、熊の被害以外に、ヒアリの海外からの侵入、やまかがし(毒蛇)による事故など、野外での事故が例年以上に報道され、話題となりました。

ヒアリが日本に定着するかという話題の時も、実は身近で最も恐ろしいのは、スズメバチだという話がありましたが、今回現実となってしまいました。

9月に発表された厚生労働省の人口動態調査によりますと、ハチ刺傷(ほとんどがスズメバチと思われる)により全国で亡くなったかたは、
2016年 19名、2015年 23名と2010年以降では年間20名前後となっています。

2010年~2016年の7年間に亡くなった方を年齢別に分けますと、80歳以上 44名、70-79歳 33名、60-69歳 35名、
50-59歳 17名、 40-49歳 9名、39歳以下 1名と圧倒的に高齢者の割合が多く、男女別では、79%と圧倒的に男性が多くなっています。

2014年-2016年の3年間で見ますと。休憩中などの例もありますが、草刈りや山菜取り中で事故に会う例が一番多いこととっています。

これからすると、高齢になっても、農業や山菜取りをする男性が、若い人に対して多く、スズメバチの巣への注意力の低下や、
いざというときに逃げ出す動作また、過去に、刺されたことが若い人より、多いことで、アナフィラキシーショックに陥りやすいなどが考えられます。

今回の事故は、作業中でなく、道を通りかかった女性であり、高齢で車椅子を使用していたお体の不自由な方だった点で特異なケースと思われます。

今回の事故はどのような要因が重なって起こったかを考えてみます。

今回の事故の要因

1.毎年8月~10月に事故は集中しているが、今回の事故が起こったのは、最も多い9月であった。
この時期、スズメバチのコロニーが発展し繁殖期を迎える時期となり、外敵から巣を守るためにコロニー全体がピリピリした緊張状態にあり、
人が不用意に巣に近づけば、外敵だと見なされて攻撃を受けると言われており、最も危険な時期だった。

2.被害に会われたのが、高齢で電動車椅子を使用していたお体の不自由な方だった。
ご自分で、ハチの攻撃を防ぐとか、逃げるとかは難しかった。

3.おそらく、アナフィラキシーショックによる死亡と考えられますが、ショック症状は顔を含む頭部や頸部を刺された場合に
多く発症する傾向がみられるとのことですので、電動車いすに乗った状態で、50分間にわたって、スズメバチに攻撃され、
およそ150カ所を刺されたとすると、顔を含む頭部や頸部をかなり刺された可能性が高い。

4.スズメバチの巣は空き家の軒下にあったとのことです。空き家の場合、危険に気づいて、対処するひとがなく、放置されるケースが多いと考えられます。
各地に空き家が増えています。このような危険に対する対応も考える必要がありそうです。

5.駆けつけた救助の消防が、防護服を持参せず、対応に時間がかかった。
安全な場所に移動した後だと考えていたとのことだが、緊急時の連絡の仕方、受けた側の状況判断など、反省点は多いと思われます。

先日も、滝でおぼれた人の救助に、駆け付けた消防が、滝に直接行かず下流の駐車場に、
行って捜査を始めたために、救助が遅れたケースの報道があり、この場合、連絡の問題が指摘されました。

田舎に住む筆者は、家の軒下に作られるハチの巣の駆除に毎夏、悩まされています。
そこで、これまでのスズメバチを含むハチ駆除体験をお話します。

筆者のバチ駆除体験

アシナガバチ
軒下などに巣を作るハチは、アシナガバチが多く、駆除の際には、千数百円の10m先から噴射できる、ハチ専用殺虫剤を使って、
活動の弱まる夜間、手ぬぐい、手袋など完全防護の服装で、駆除開始します(黒色は良くないと言われている)。

今年は、2か所対応しましたが、2か所目は1回目の6,7mからの噴射では、十分でなく、翌日さらに近づいて噴射し、何とか駆除しました。

数年前にはかなり大きな巣が2階の軒下にできたので、上にある隣家の庭から8mの距離で噴射したところ、大部分は駆除できたのでしたが、
帰ろうとしたところ数匹が追いかけて来ました。必死に噴射しながら逃げて難を逃れました。

スズメバチ
10年ほど前、大事な来客がある数日前に、ふと玄関横の金木犀をみると、内側に30cmくらいの球状のハチの巣があることを発見しました。
スズメバチと直感して、役場に連絡しましたが、役場は直接は対応してくれず、結局業者を雇い、1万円6千円ほど払って、処理してもらいました。

家の窓から、駆除の様子を見ていましたが、薬剤を散布した防護服の二人の業者にスズメバチが群がって襲っていて、ぞっとしました。
とても素人が対応できるものではないと感じました。

この事故についてネットの反応を見てみましょう。

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スズメバチに襲われた事故に関するネットの反応


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この痛ましい事故を、何とかできなかったのかと考えるひとが多いのですが、実際に現場に居合わせたら、
自分が助けることができたかと問われると何も言えなくなります。

自然はただ素晴らしいだけでなく、たくさんの危険を内包しており、
予知、予防を含め、よく考えて行動する必要があると、改めて感じました。

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