ヒアリ対策殺虫剤でフマキラー株が断トツの急騰なぜ?反応まとめ

女王アリが見つかったとの報道で、日本での定着が恐れられているヒアリだが、
株式市場では業界3位のフマキラー株が断トツに急騰した。なぜか?反応もまとめた。

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ヒアリ対策殺虫剤でフマキラー株が断トツの急騰なぜ?反応まとめ

環境省は7月5日、兵庫県尼崎市で5月26日に国内で初めて確認されたヒアリ数百匹の中に、
女王アリが少なくとも2匹含まれていたと発表した。この報道により、株式市場では
殺虫剤のフマキラー株が前日比18%高と急騰した。

これは1月前と比較しても31%の値上がりであった。
一方、殺虫剤最大手のアース製薬は前日比4%高にすぎず、1月前と比べると1%低値であった。

フマキラー株が急騰した理由を探ってみた(Wikipedia、各社HP参照)。
殺虫剤大手株式の株式市場終値

フマキラー株急騰の理由

1.殺蟻剤の需要が高まるとの期待
ヒアリは通常のアリ用殺虫剤で駆除できるため、女王アリの発見によって
繁殖の可能性が高まったことにより、殺虫剤需要の高まりに期待が集まったとみられる。

国内の殺虫剤に、「ヒアリ」を対象害虫とした商品はございませんが、
ヒアリ自体は薬剤抵抗性が特別に 強いわけではありませので、通常のアリ用殺虫剤でも十分に効果が発揮されると考えられます(フマキラーHP)。

実際、アース社のアリ用殺虫剤などの関連商品の出荷量は7月に入って前年を5割上回るペースという。

2.ヒアリの殺蟻剤として、フマキラーは環境省と神戸市に「アルゼンチンアリ 巣ごと退治液剤(1.8リットル)」
「カダン アリ全滅 シャワー液(2リットル)」などのアリ用殺虫剤を無償で提供し、
駆除作業に協力しているとあり、フマキラー社の液体タイプとベイトタイプの製品が現実に使用されている。

3.殺虫剤大手3社を比較してみる。

フマキラーは従来からヒアリと同じ外来種のアルゼンチンアリ対策を熱心に行っているようである。
2005年12月28日、環境省より正式な飼養許可を得てアルゼンチンアリの生態の研究や駆除剤を研究開発するとともに、
各自治体と協働して生態や対策等の啓蒙活動を行って来ている。
2010年1月日本で初めてのアルゼンチンアリ専用ベイト剤、「アルゼンチンアリ ウルトラ巣ごと退治」を発売することを発表した。

アルゼンチンアリは、繁殖力の強い外来種で、顎の噛む力が強く、攻撃性、他のアリや鳥などを襲う。
日本ではすでに、12都道府県に広まり、駆除はほとんど不可能となり、いったん広まると絶滅がむつかしい。
その結果間接的に生態系を破壊するなどの被害も大きい。

以上のようにアルゼンチンアリはヒアリと同じく南米原産で、かなり似た性質を持つこのうえもなく厄介な侵略的外来種であるが、
噛み付かれても他のアリやハチに攻撃されたときのような症状は起きない。
一方、ヒアリはアナフフィラキシーショックで死に至る場合もあるので、さらに困った外来種と言える。

したがって、その原産地、性質などからアルゼンチンアリ用に用いられてきた薬剤や対策がヒアリにも有効と考えられる。
これが環境庁、自治体が実績のあるフマキラー製品を採用した理由ではと思われる。

以上を考慮して3社を比較すると、日本除虫菊は上場していないので、株を購入することはできず、
殺虫剤首位のアースに比較してこれまでのアルゼンチンアリ対策の実績など自治体への信頼感がある点で、フマキラーが優位になったと思われる。

なお、殺蟻剤(液体)の有効成分は3社とも除虫菊から採った同種の薬剤だが、
ベイト剤は有効成分としてそれぞれ異なったものを使用しているようである。

アリの生態を利用して、アリの巣を壊滅させようというが、
ベイト剤であるので、ヒアリやアルゼンチンアリに合った薬剤がより有効なのではと思われる。

以上を考えると今回フマキラーが断トツの株の高騰をした理由に納得がゆく。

次にヒアリの女王アリ見つかるの報についてのネットの反応を見てみましょう。

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ヒアリの女王アリ見つかる報道に関するネットの反応

殺虫剤から、テープ、掃除機などネットにはいろいろ対策法が載っていますが、あくまで、環境省が推奨している
1.熱湯2.薬剤をまく3.ベイト剤を設置するがオーソドックスで、安全なやり方のようです。

もちろん日本定着を防ぐためには、地方環境事務所への連絡が重要です。

フマキラーが、今回株式市場で人気を集めたのは、アルゼンチンアリというヒアリと特徴のよく似たアリの研究や、
薬剤の開発や駆除を地方自治体など地道に行ってきたのが評価されたと思われる。

販売利益を上げるためだけでなく、地道に本来の仕事をやっていると、
いつか評価されるという良い事例ではと思われます。

*規約に準じて掲載しております。もし掲載不可でしたらすみやかに削除しますのでお問い合わせください。

以下の関連記事に、ヒアリの見分け方、対処法、米国での実情などの記事を載せていますので、ご覧ください。
■関連記事
ヒアリの駆除方法は3つ!まずは地方環境事務所に連絡を!「勘弁して」「見えない敵ほど怖いものは」

ヒアリは普通の蟻とどう違うか?米国でもなぜ広がった?
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