インドネシア高速鉄道の最新情報今度も日本外し!なぜ?反応まとめ

一昨年インドネシア高速鉄道受注競争で中国に敗れた日本が、起死回生を狙っていた次のジャカルタ・スラバヤ高速鉄道に運輸相が
「中国の参入を歓迎する」と従来の方針変更の発言をしたとの最新情報が入った。
昨年海事調整相が「(両国間に)生じた傷を癒やしたい」と述べていたプロジェクトを
なぜ今になって日本外しとも受け取れる発言をするのか?反応もまとめた。

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インドネシア高速鉄道の最新情報今度も日本外し!なぜ?反応まとめ

2015年に中国が日本との受注競争を制し、日本国内に大きなショックを受けたインドネシア高速鉄道(ジャカルターバンドン)の受注事件から、
半年後に、インドネシア政府はジャワ島を横断する鉄道の準高速化を日本に要請した。

首都ジャカルタと第2の都市スラバヤの間(約750km)を現在の半分以下の5時間台で結ぶ計画で、
総事業費は2000億円前後となる見通しである。日本は円借款の提供を軸に協力を検討するとして、2017年着工、2019年までの完成を目指すとしている。
スラバヤはインドネシア最大の港を有する第2の商工業都市である。

日本が中国に最後の最後に逆転で持っていかれたインドネシア高速鉄道プロジェクトと比較してみましょう。
ジャカルタと第3の都市バンドン間(約140km)間を結ぶ計画である。

高速鉄道:ジャカルターバンドン間、総工費6000億(55億ドル)、距離140km,速度350km/hr、所要時間30分当初着工予定2016/1/21、完成予定2019年
2015年に中国が日本を逆転して受注した。
インドネシア・ジャワ横断鉄道(準高速):ジャカルタースラバヤ間、総工費2000億円前後、距離750km、速度150km/hr、所要時間 5時間、 2017年着工、2019年完成

インドネシア・ジャワ横断鉄道プロジェクトの経緯

2016年12月 訪日した運輸や海洋部門の省庁を束ねるインドネシアのルフット・パンジャイタン海事調整相が
日本が中国との受注競争に敗れた先の高速鉄道建設に触れ、「(両国間に)生じた傷を癒やしたい」と話し、
ジャカルタと同国第2の都市スラバヤを結ぶ既存のジャワ島を横断する鉄道を高速化するため、日本に融資や技術協力を求める方針を固めた。
2017年1月15日 インドネシアを訪問した安倍首相は、ジョコ大統領と会談し、
ジャカルタ~スラバヤ高速鉄道に建設について早期に話し合いを開始することに合意した。
2017年4月15日 ジャカルターバンドンの高速鉄道建設費用が、55億ドル(約6000億円)から
59億ドル(約6436億円)に膨らむことが明らかになった(TheJakartaPost)。
2017年6月6日 スマルディ運輸相は、「日本の受注が決まったわけではない。中国の入札を歓迎する」とコメントした。
インドネシア政府は最終決定していない。中国と日本に提案してもらい、
両者の内、インドネシア政府の負担が小さいほうに決めると述べた(環球網)。

インドネシアの運輸相(Soemarno)が中国参入歓迎の発言をした理由を見てみましょう。 .

インドネシアの運輸相が中国参入歓迎の発言をした5つの理由

1. 中国と行っているジャカルターバンドンの高速鉄道建設費用が当初より膨らむことが明らかとなり、
高速鉄道建設全体にかける費用を縮小する必要に迫られた。
2. ジャカルタ~スラバヤ高速鉄道の事前調査を20%終わった段階で、
カーブが100以上あることが分かり、予算が当初予定した5倍かかる可能性がでてきた。
3. 中国が受注した場合には、先の契約と同様、中国の資金援助、
インドネシアの政府保証なしなどが見込め、コストダウンが期待できる。
4. 政権内の勢力争い カラ副大統領は日本の投資受け入れを主張しているのに対し、
ジョコ大統領は中国の投資受け入れに積極的である。両者はジャカルタ州知事選挙では別の候補者を支持した。
5.日本政府も、前回の失敗に懲りて、ジャワ横断鉄道高速化に前のめりで取り組むことに慎重で、
1月の安倍首相の早期に話し合いを開始するとの発表時にも「日本側の技術で支援したい」と言及するにとどめた。
その後の話し合いが進展しているかどうかは報道されていない。
6.インドネシア高速鉄道(ジャカルターバンドン)は、着工が遅れ、完成は当初予定より大幅に遅れるのではというように観測されているが、
インドネシアとしては、公共工事の遅れは日常茶飯事であり、日本人が考えているほど、非常に問題にして中国不信に陥っているわけでもない。
このプロジェクトでも、すでに予定されていた2017年着工など考えられるわけはありません。

次に日本外しの発表についてのネットの反応を見てみましょう。

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インドネシア高速鉄道日本外しに関するネットの反応


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当然ながら、もうインドネシアは相手にしないとの怒りが満ちています。

日本政府もなにがなんでも受注するとして、
最後にひっくり返された前回と同じ失敗をすることは許されません。

4の政権内の勢力争いも頭において、冷静に判断しているのかもしれません。
確かに鉄道事業は規模が大きい事業ではあるが、土地の買収など、
インドネシア政府の方針や熱意に依存することが大きく、先の事業で中国も苦労しているようである。

それよりは、より成果の出る他の事業で、実を取る方が良いとの判断もあり得ます。
コストの安い中国とコスト競争をさせられ、最後に切り捨てられるのなら、
あえて受注競争する必要はないとの判断もあり得ます。

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