イラン大統領選2017年投票日と結果発表の日本時間は?反米保守強硬派が一本化!反応まとめ

イランで大統領選挙2017年の第一回投票日は5月19日で、過半数を獲得する候補者が出なければ、
5月26日(金)に上位2名による決選投票となります。
結果の発表は、4年前の実績から推測すると、即日開票され、20日夜(日本時間21日未明)に
大勢が判明するとみられます。反応もまとめました。

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イラン大統領選2017年投票日と結果発表の日本時間は?反米保守強硬派が一本化!反応まとめ

穏健派の現職ロウハニ大統領(68)に対し、反米保守強硬派のガリバフ・テヘラン市長とライシ前検事総長(56)で争われる構図と見られていましたが、
本日ガリバフ・テヘラン市長が選挙戦から撤退すると表明し、保守強硬派はライシ前検事総長に一本化されることになりました。
前回4年前の選挙で、強硬派の候補者が乱立して、ロウハニ師に惨敗した苦い経験を生かしたとみられます。

ロウハニ大統領は欧米やロシアとの間で、核開発を制限する代わりに経済制裁を解除する核合意によって
関連する経済制裁の解除を実現させた実績を強調し、対話路線の継続を訴えています。

核合意以降の大統領選に影響ある項目について経緯をまとめました。

大統領選に影響ある項目についてのこれまでの経緯

2015年7月14日 イランと欧米など6カ国は、イランの核問題で核開発を制限する見返りに、経済制裁を解除する合意に達した。
2016年1月16日 イランへの経済制裁解除される。
2017年1月 1年前に比べ、原油生産量は日量 280万バレル→380万バレルに増加した。1月19日 イラン弾道ミサイルの発射実験を実施した。
1月21日 トランプ氏アメリカ大統領に就任する。
1月27日 トランプ大統領イランを含む7カ国の国民は入国を90日間停止する入国禁止大統領令に署名した。
2月3日 トランプ大統領「イランは火遊びしており、彼らはオバマ大統領がどれほど
彼らに『好意的』だったかをありがたく思っていない。だが私は違う!」と発言
4月18日 トランプ大統領、イランとの核合意に基づく制裁解除が米国の安全保障上の利益か
どうかについて、国家安全保障会議が中心となって見直すよう指示した。

トランプ大統領の、イランに対する強硬姿勢に、国内では反米ムードが高まっており、保守強硬派を利する結果となっています。
ライシ前検事総長は、法学者でイランの最高権力者ハメネイ師の後継者の一人としてハメネイ師に近いとされています。

制裁解除後、原油生産量は大幅に増え、2016年度のGDPは解除前のマイナスが+6.6%と伸びているものの、
景気回復は遅れています。昨年7-9月の失業率は12.7%と高止まりしており、国民の間では、
4年前より、国民の暮らしは悪化している、制裁解除の恩恵を受けているのは外国企業だけだとの声が多くあります。

この経済問題とイランへの強硬姿勢を強めるアメリカのトランプ政権に反発する有権者が
どの程度保守強硬派のライシ前検事総長の支持に向かうかが、鍵になっています。

ここでも失業問題は若者で特に顕著ですので、韓国のように、現状に不満を持つ若者の動向にも眼が離せません。

思ったほど、経済が回復していないのは、核合意に関する制裁は解除されたものの、
ミサイル開発等に関する経済制裁が継続していることや、イランのシリア政府側への肩入れや
トランプ大統領の動向により、欧米企業が投資を躊躇していることが挙げられます。

国民の本音は、ロウハニ政権以前の経済制裁状態に2度と戻りたくないということのようですが、
反米ムードの高まり等で、一本化された保守強硬派に対し、穏健派のロウハニ大統領が確実に勝てるとは言えなくなってきました。

もし、ライシ前検事総長が大統領になって、イラン核合意を反古にするようなこととなれば、
イランとサウジの核開発競争の加速という事態も考えられ、シリア問題とともに、一気に中東情勢が不安定になってしまいます。

イラン大統領選に対する日本のネットの反応を見てみましょう。
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イラン大統領選2017年に関するネットの反応


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確かにライシ候補が勝てば、原油、ガソリンが高騰する事態になるかもしれません。

オランダの選挙、フランス大統領選挙で、何とか、予期せぬ結果を免れた2017年ですが、
イランがどうなるかで、今後の展開が大きく変わってきます。結果をしっかり注視しましょう。

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