データ改ざん事件を神戸製鋼が三度も!なぜ?反応まとめ「恥ずかしくないか?」「日本の物づくりの危機」

神戸製鋼がアルミや銅製品の一部について、強度などを示す製品の検査証明書のデータを改ざんし、
基準に合わない製品を出荷していたと発表した。2008年から三度目となる。
なぜこのような製造会社としての信頼を大きく傷つけることを改善できないのだろうか?

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データ改ざん事件を神戸製鋼が三度も!なぜ?

まず、データ改ざんの内容を見てみましょう。

神戸製鋼のデータ改ざんの内容

1. 組織ぐるみ 管理職を含む数十人が関与、アルミ全3工場および子会社

2. 期間は製品によっては少なくとも10年ほど前にさかのぼる。

3. 顧客企業との契約上の仕様を満たしていることを証明する「検査証明書」のデータを改ざん
JJIS水準は満たしていたとして、法令違反ではないと釈明。

4. 顧客 約200社に出荷
製品は自動車や航空機メーカー、飲料用の缶など幅広く使われている
三菱重工業:子会社が開発する国産ジェット機MRJの胴体と翼をつなぐ接合部分や窓枠など
米ボーイング社:納入部品
トヨタ自動車:一部の車種で採用、車のバックドアやボンネット、その周辺に使っていた可能性
JR東海:新幹線の台車部品

5. 原因(副社長コメント) 納期を守り、不良品を減らし生産目標を達成するプレッシャー、契約を守る意識が低かった。

6. これまでの神戸製鋼のデータ改ざん事件
2008年 神戸製鋼所神鋼の子会社で、鋼材206トンで、JISに定めた試験をせずに試験データを捏造し、出荷していたことが発覚した。
2016年 グループ会社の「神鋼鋼線ステンレス」(が9年2ヶ月にわたりバネ用鋼材(7400トンのうち55.6トン)の
強度試験の結果を改ざんし、基準を満たさない鋼材に日本工業規格(JIS)表示をして販売していた(法令違反)。

管理職を含む歴代の担当者4人が関与していた。

7. 経営への影響
改ざんされた製品は年間約200億(アルミ・銅出荷量の約4%)に相当する。
車のリコールなど回収の必要が出てくれば、膨大な費用が掛かる。

さらに、アルミ・銅部門は同社の戦略事業と位置づけて日本と韓国のアルミ事業に550億円を投資すると発表など、
集中投資をしていたため、今後の事業計画に打撃を与える可能性がある。
アルミ圧延国内最大手の国内では最大手、世界三位UACJ(古河電気工業株式会社の軽金属部門と住友軽金属工業が2013年に経営統合)と自動車や航空機部材の受注で激しく争っている。

2017年3月期まで2期連続の最終赤字を計上しており、今期(18年3月期)は黒字転換にも暗雲をもたらした。

昨年のデータ改ざん事件を受けての神戸製鋼は改善策として以下を発表していた。

<神鋼鋼線ステンレス㈱における JIS 法違反の対象製品に関する安全確認結果および原因究明と再発防止策について>(H.28.7.29)
① 神鋼鋼線ステンレス㈱の取り組み
1) 不正が発生しにくい仕組みづくり
 検査データの自動取り込み化、作業標準の整備等により不正の起こりにくい現場作業に見直します。併せて、コンサ
ルタント(日本能率協会コンサルティング)の活用によりQC工程表を見直すなど業務の再整備を行います。
 品質水準に関する情報を共有し議論する場(品質保証会議)の設置や当社の技術支援により工程能力向上を図り品質
改善を進めます。
2) 品質保証機能の独立と牽制力強化
 専任品質保証室長の配置(製造部門との兼務の禁止)、不良線処理の承認ルートの整備等により品質管理に関する牽
制力を強化します。
3) コンプライアンス意識の改革
 コンプライアンス全般および品質コンプライアンス研修を実施しコンプライアンス意識の向上を図ります。
② 神鋼鋼線工業㈱としての取り組み
1) 不正を発生させないマネジメントの強化
 グループ全体での人材育成・ローテーションの実施等により適材適所の配置とすることで不正の起こりにくい組織づ
くりを目指します。
 外部監査員参画による品質監査人材の育成、監査対象項目の拡大(現物監査の実施)等によりグループ会社への品質
監査・検査業務監査を強化します。併せて、日本能率協会コンサルティングの活用により監査技術の習得とグループ
会社の監査方法の改善を図ります。
 神鋼鋼線ステンレス㈱品質保証会議への当社の参画、当社事業部会におけるステンレス事業編設置等によりグループ
内のコミュニケーションを強化しリスクの低減を図ります。
2) コンプライアンス意識の改革
 グループコンプライアンス担当役員・グループ品質管理担当役員の配置、コンプライアンス担当組織(コンプライア
ンス推進室)の設置、コンプライアンス全般および品質コンプライアンスに関する階層別教育・研修の実施等により
グループ全体のコンプライアンス意識向上に向けた活動を強化します。

日本の製造業では、10月に日産自動車で無資格の検査員が完成検査を行い、書類を偽装した事件があったばかりである。

神戸製鋼でのデータ改ざん事件に関するネットの反応を見てみましょう。

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神戸製鋼のデータ改ざん事件に関するネットの反応


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安倍首相がいくら政治家になる前に神戸製鋼所で働いていたとしても、このニュースはさすがに、選挙とは関係ないと思われます。

「一度あることは必ず2度あり、3度ある。神鋼では・・・教訓が生かされていない。
自動車は事故大丈夫だろうか?」と昨年の事件時に書かれていたが、本当になりました。

昨年の対策が確実に行われていれば、今回の事件は起こらなかったであろうが、
10年前から改ざんしていたということなら、前記対策案は、単なる机上の空論として社内で取り扱われていたということになる。

他部門でこれ以上問題はないのか疑わしいことにもなる。企業風土の問題だろうか?日本の製造業の風土が劣化しているのであろうか?

日本の基礎研究が減り、ノーベル賞が取れなくなり、企業もこのような状態では、今後の日本の製造業、経済の行く先が大いに心配となります。

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