文在寅政権2度のICBM発射についに北朝鮮政策転換!反応まとめ

文在寅大統領は5月10日に就任以降、北朝鮮に対し、対話を呼びかけてきたが、北朝鮮からことごとく拒否または無視されてきた。
今回を含め2度のICBM発射でついに北朝鮮政策転換せざるを得ないところに追い込まれた。反応も見てみましょう。

文在寅政権2度のICBM発射についに北朝鮮政策転換!

まず、文在寅大統領が粘り強く行った対話の呼びかけと北朝鮮の反応を見てみましょう。

文在寅大統領対話呼びかけと結果

1. 文在寅大統領が2018年平昌冬季五輪での南北合同チームの結成と南北合同入場行進を6月24日に提案した。
→訪韓中の北朝鮮IOC委員が、6月26日に難色を示す。
⇒7月4日北朝鮮1回目のICBMの発射。
7月24日に文在寅大統領が平昌五輪開幕まで200日でまだ時間あると再度呼びかける。

2. 韓国政府が北朝鮮に南北軍事境界線がある板門店の北朝鮮側で軍事会談の7月21日開催を提案した。
(境界線付近での政治宣伝放送など敵対行為の中止を議題)
→北朝鮮から回答なし
回答期限を27日に延長
→北朝鮮から回答なし

3. 大韓赤十字社、板門店の韓国側で赤十字会談の8月1日開催を提案した。
(10月4日に墓参を含む南北離散家族再会事業の開催を議題)
→現時点で、北朝鮮から回答なし
⇒7月28日北朝鮮2回目のICBMの発射。

結局北朝鮮の対話呼びかけに対する回答は2度のICBMの発射で、
核、ミサイルに関する交渉相手はあくまで、米国であって、韓国は完全に無視されたということである。

また、北朝鮮の脅威に対抗する重要手段であるTHAAD配備についても、
早期配備を主張する米国と反対する中国との間で曖昧路線をとってきたが、これも今回のICBM発射で決断を迫られた。

米国には、「環境影響評価のため新政権がTHAADを覆す意図を持ってこのような手続きをしているのではないか、という疑念は捨ててもいい」と述べ、
一方、中国の習近平主席には、撤回要求に同意はしないが、環境影響評価期間中に北朝鮮との対話が実現し、非核化で成果があればTHAADを配備しないこともあり得ることを匂わせていた。

韓国国防省は28日に、場合によっては1年以上もかかる可能性のある環境アセスの実施を正式に発表していた。

結局、今回の北朝鮮のICBM発射により、対話路線は粉砕された。
「北東アジアの安保構図に根本的な変化をもたらす可能性がある」として、
文大統領は以下の方針転換を行わざるを得なくなった。

文在寅大統領の対話路線の方針転換の具体的内容

1. THAADについて配備済みの2基から在韓米軍に保管中の4基を追加配備することとなった(臨時措置であるので、環境影響評価は不要とのこと)。

2.国防部に対して米韓ミサイル指針で定められている射程800キロの弾道ミサイルに搭載できる
弾頭重量を現行の500キログラムから1トンに増やす方向での指針改定を命じた。

3.北朝鮮の骨身に染みるような韓国独自の制裁を行う。

G20から帰国後の7月11日には、文大統領も「最も切迫している朝鮮半島問題にもかかわらず、
われわれには解決する力も合意を導く力もない」と対話路線の限界を示唆していたが、
今回はっきりとその限界を示され、漸く眼が覚めたようである。

日本は何度も「北朝鮮とは対話のための対話では意味がなく、今は圧力が必要だ」と伝えてきたが、
金大中政権時代の太陽政策や盧武鉉政権時代の経験や同一民族だからとの思いから北朝鮮に甘い幻想を抱いていたと思われる。

対話路線が取れないとなると、中国と米国の間の曖昧路線は解消せざるを得なくなり、
特に中国に対し、明確な態度を打ち出す必要となって、中国の制裁による経済的な影響が続くか、さらに悪化する可能性がある。

文在寅政権の北朝鮮政策転換に関するネットの反応

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ネットでは対話路線の失敗は眼に見えていたという意見が多く、ほとんど期待していなかったようです。
かといって、安倍政権に何ができるのかという悲観論もあります。

韓国が対話路線を放棄したからと言って、北朝鮮への圧力が大きく変化するとは考えにくいが、
ともかくの日米韓が一体となって、北朝鮮に対することはこれまでより、ましだと思われる。

一方で、日本として、北朝鮮相手に圧力強化、中国だのみ以外に何ができるか大変難しいところである。

トランプ大統領の強硬姿勢に、一時光が見えた時期もあったが、
現状は、北朝鮮、中国とも大統領の足元を見透かしており、有効な手立てが見いだせていない。

北朝鮮は経済封鎖にも耐えながら、核・ミサイル開発を進めて来たということで、
ますます自信を深めているのではないだろうか。

東アジアに危険と隣り合わせの困難な時代が当分続き、これに耐えなければならない覚悟が必要と思われます。
これが弾けないことを祈るばかりです。

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