ロシアの「ミサイルはICBMでない」に北朝鮮非難「嫉妬だ」と!その理由は?反応まとめ

北朝鮮の国際問題研究院の研究者は、北朝鮮が2度に渡り発射したICBMを中距離弾道ミサイルだとロシアが主張していることについて、
国際社会がICBMだと認めているのにロシアだけが否認しており、これは嫉妬心からだと非難する論評を発表した。
ロシアと北朝鮮それぞれの不可思議な態度の理由はなにか?反応もまとめた。

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ロシアの「ミサイルはICBMでない」に北朝鮮非難「嫉妬だ」と!その理由は?

北朝鮮が7月に2回発射したミサイルについて、北朝鮮はもちろん、米国、韓国、日本はICBMと確認しているにも関わらず、
ロシアだけが2回のミサイル実験について、いずれも中距離ミサイルだと主張している。

ロシアは6日、北朝鮮による4日のミサイル発射実験について、ICBMではなく中距離弾道ミサイルだと主張し、
北朝鮮を非難する国連安全保障理事会の報道声明案に異議を唱えた。
また、ロシアの国連代表団は他の理事国宛ての電子メールで「わが国の(国防省の)評価に基づくと、
ミサイルがICBMに分類され得るか確認できないというのが(異議の)根拠」だと説明した。

中国の貿易規制を肩代わりするかのように、北朝鮮との経済関係を拡大しているロシアが
なぜこのような態度を取るのであろうか?また北朝鮮はなぜロシアを非難するのであろうか?

北朝鮮の7月初の最初のICBM実験のあと、アメリカのメディアは「北朝鮮がICBMを7月4日に実験したのははっきりしているのに
なぜこれをロシアは否定するのか」という記事を載せた(7/11 The Diplomat抄訳)

ロシアがICBMを否定する理由

その理由として3つ挙げている。
1. ロシアの早期警戒システムに基本的な欠陥がある。
北朝鮮のICBMが2段式のミサイルであることを考えると、
ロシアの早期警戒システムはミサイルの第1段階を検出したに過ぎない可能性がある。

2.ロシアの北朝鮮のミサイルと核実験に関するこれまでの歴史が、他国とかなり違っており、その流れに沿っている。
米国、韓国、日本(時には北朝鮮)の合意に反する声明を出すことがしばしばある。
・実際に北朝鮮から発射されたものより多くの発射体が見られた。
・北朝鮮が失敗した2009年のミサイルについて、アメリカが太平洋に落ちたと言ったときに軌道に乗ったと言った。
・核生成量を過大評価する。

3.政治的、外交的なものである。
意図的に国連安全保障理事会で国際社会の行動を停滞させることを目的としている。

今回の北朝鮮のロシア非難で、ロシアが3の意図で否定したとすると北朝鮮にさえ、蹴られたということになります。

上層部が一旦発表したことは、間違っていても訂正できないとのロシア内部の問題なのか不明であるが、
技術的なレベルを疑われ、外交的にマイナスにしかならないのではと思えます。

次に北朝鮮のロシア非難の内容を見て行きましょう。

北朝鮮のロシア非難とは

中国メディア(抄訳:氷海与繁星8/10の記事)
北朝鮮の国際問題研究院の研究者が「(ロシアは)本当に盲目なのか?」と論評を発表したと朝鮮中央通信が報じた。
ロシアが北朝鮮のミサイルをICBMと認めないことに3代目のデブ(金正恩を意味する)が怒っている。

<朝鮮中央通信の記事(8月10日)の抄訳>
北朝鮮の国際問題研究院の研究者は9日、北朝鮮が発射したICBMを中距離弾道ミサイルとロシアが主張していることについて
「国際社会が(ICBMだと)一様に公認する現実をロシアだけは目も耳もふさいでむやみに否認している」と非難する論評を発表した。
・世界のメディアが北朝鮮のICBM発射をトップニュースとして伝えているのに、
ロシアだけがこれを中距離弾道ミサイルと、目も耳もふさいでむやみに否認している。
 国際社会はミサイルが3,700km以上の高さに達し、ほとんど1,000 kmの距離飛び、
通常より鋭角の7度以上の角度で、打ち上げられたことを認めているのに、
ロシアだけはミサイルが681kmの高さに達し、732 kmの距離飛んだ中距離ミサイルだと主張している。
・遠く離れたアメリカ大陸に位置する米国でさえこの事実を否定していない。
 距離的に近接しているロシアがなぜこの事実を受け入れないのか?
・軍事分野で2番目になると悔しがるロシアが、自国のでたらめな主張に信ぴょう性を与えようと国防省の名義まで動員している。
 ロシアの地方の専門家がICBMと認めているのに、中央の権威筋だけが認めようとしない。
・ロシアがICBMと認めないのは、北朝鮮のミサイル能力に対する嫉妬心のためだ
 ロシアの物事の見方では、大国の小銃はミサイルと見なし、小国のミサイルは小銃と見なすべきだ
という意地の悪さと疑い深さが生まれつき備わっている。

ロシアは、盲人なのか盲人を装っているのか?
ロシアがもし、大事にしている「大国の概念」から抜け出すことができないなら、
大国の待遇を受けることなど現実にはありえないのが永遠の宿命である。

この論評では、ロシアは北朝鮮にさえバカにされているようです。
北朝鮮はICBMでないと否定されることが金正恩の名誉を傷つけたと思っているのかもしれません。

しばしば理解しがたい行動を取る北朝鮮ですから、距離を置きつつある中国に代って接近してくる
ロシアに対してさえ、核保有国、ミサイル保有国の意地を見せたのかもしれません。

つぎに、北朝鮮のロシア非難についてのネットの反応を見てみましょう。
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北朝鮮のロシア非難に関するネットの反応

*規約に準じて掲載しております。もし掲載不可でしたらすみやかに削除しますのでお問い合わせください。

この北朝鮮とロシア両国の動きがなぜなのかについて、皆さんこれという決め手がなく、訳が分からないようです。

東アジアの危機が迫っている時だけに、北朝鮮の金正恩、米国のトランプ大統領に加えて、
ロシアまでも不可解な態度行動を取ると、ますます先が見えなくなります。

この状況は一体いつまで続くのでしょうか?

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