9月末債務上限引き上げ法案不成立で米政府デフォルトへ?5つの懸念理由とは?反応まとめ

9月29日とされる米国の債務上限引き上げ法案が議会を通過する期限が迫っている。
デフォルトが懸念される5つの理由とは?反応もまとめた。

スポンサーリンク

9月末債務上限引き上げ法案不成立で米政府デフォルトへ?5つの懸念理由とは?反応まとめ

デフォルトに至らなくても、直前まで、見通しが立てられなければ、米国債の格付けの引き下げにより、
2011年のように市場は2週間にわたり2007-2009年の世界金融危機以降で最大の混乱をきたした状態が予想される。

これまで数々あった危機と比べて、今回のデフォルトの懸念が強い理由を挙げてみましょう。
(8/24 CNN Money、8/25 CNN Politics、8/1Washingtonpost、8/23丸紅ワシントン報告参照)。

米政府デフォルトへの5つの懸念理由

1.新年度の歳出法案と債務上限引き上げ法案の両者を9月末までに、成立させなければならない。
本来別々に審議されるが、これを絡めようととする動きのため、セットで取り上げられている。
すなわち、共和党保守強硬派下院議員は歳出削減とセットでなければ債務上限の引き上げには応じないと主張している。

トランプ大統領自身もメキシコとの国境の壁建設の財源確保のためなら歳出予算法案が成立せず、
連邦政府機関閉鎖が起きても構わないと述べている。
これには民主党は強く反発しており、民主党の協力が必要な上院での債務上限の引き上げの審議に影響する。

2. トランプ政権内での足並みの乱れ
トランプ大統領はツイッターで、共和党議会首脳を、条件なしの債務上限の引き上げ要求を混乱に陥らせたと非難している。
メキシコとの国境の壁建設に関しては、共和党穏健派は政府機関閉鎖を好ましくないと考え、
党指導部も、同党の統治能力への不信を増幅させかねないとして政府機関閉鎖を回避することを決意している。
一方、保守強硬派はこれを支持している。

3. 新政権下での重要ポストの任命が遅れており、この財政問題を担う米財務省も同様である。
債務上限問題を睨んだ財務省の債務管理や、仮にデフォルトに陥った際の危機管理に対する不安を金融市場に生じさせている。
さらに、トランプ大統領のオバマケア見直しを始めとする公約がほとんど頓挫しており、
市場はトランプ政権の政策遂行能力に疑問を持っている。

4. 9 月の下院の開会日数がわずか 12日間しかないこと
スティーブン・ムニューシン米財務長官は議会に対し、歳入が思うように上がっていないので、
8月に議会が休会する前に「付帯条件なし」で債務上限を引き上げるよう求めたが、
叶わなかった。休み明け9 月の下院の開会日数がわずか 12日間しかなく、
この間に議会を通過させる必要があり、合意形成に十分な時間が取れるかの心配がある。

5.トランプ大統領のツイッター攻撃の影響
就任後も、民主党に対する非難を続け、同党との対立は強まる一方である。
また、前記のように最近では、共和党指導部を非難することから、共和党内部でも対立が激化している。

2,3,5の要因は、すべてトランプ大統領に起因している。果たして、これまでのように、危機は直前で回避されるのか?

スポンサーリンク

債務上限引き上げ法案不成立で米政府デフォルトへに関するネットの反応

*規約に準じて掲載しております。もし掲載不可でしたらすみやかに削除しますのでお問い合わせください。

日本のネットの反応も、トランプ大統領では、何が起こるのか疑心暗鬼です。

まさかとは思いますが、過去に4度も破産したことのある不動産王トランプ氏が、
米国債をデフォルトしかねないのではとの懸念が残ります。

そんなことになれば、円高、株暴落など、日本は大きな影響を受けます。それだけは避けてほしいものです。

■関連記事
最側近バノン解任でトランプ大統領の今後は?海外の反応まとめ「(次は)お前(自身)がくびだ!」「任期前に辞任すると予想」

トランプの白人至上主義事件発言に対する海外の反応「抗議者は武装していた。大統領は双方を非難する権利がある」「100%正しい」

米国債務上限問題2017年3月15日期限の解決をトランプはどうするか?為替の影響とその反応まとめ
スポンサーリンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


最新記事

  1. 中国の4大銀行が中国人民銀行の指示で、北朝鮮籍の個人、企業に対する金融業務の取引停止をした。公式には…
  2. 北朝鮮情勢の緊迫を受けて、各国で選手団やスポンサーなど、平昌五輪参加辞退の動きが出だした。 果たし…
  3. プロ野球ドラフト会議まであとわずか。 今年のドラフト会議最大の注目だった早稲田実業の清宮幸太郎選手…
  4. 歌手の安室奈美恵(40)が2018年9月16日で引退すると今月20日に発表したことで 日本では大騒…
  5. 9月23日のリナレスvsキャンベル戦が9月23日(日本時間24日11時よりアンダーカードから) W…
  6. 元SMAPの3人、稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さんらが立ち上げた新サイト「新しい地図」が話題に…

人気記事

  1. 2017-6-24

    サニブラウン9秒台への評価と反応は?「200mのフォームなのに」「身体が一回り大きくなった」

    サニブラウンが9秒台を最初に出すか? 日本選手権2017男子100m決勝にて、かつてないハイレベル…
  2. 2017-3-7

    ヤマト2017年ついに値上げを決意!3つの理由とは?反応まとめ「これはもうしょうがないよ」「あのままなら潰れる」

    ヤマト運輸が2017年ついに値上げを決意した。 ネット通販の拡大で宅配便の扱いが急増したためで、 …
  3. 2017-5-26

    鳥谷敬頭部死球でもなぜ強行出場?その結果連続出場が1795に!反応まとめ

    24日の巨人戦で頭部死球を受けて鼻骨を骨折した阪神・鳥谷敬内野手が25日、 巨人戦の6回に黒のフェ…
  4. 2017-3-22

    スペースワールド2017末閉園のCMが好評!なぜこんなに明るいの?反応まとめ

    昨年11月にスケートリンクに約5000匹の魚を氷漬けにした企画「氷の水族館」に批判が殺到し 炎上し…
  5. 2017-2-14

    イヴァンカトランプがカナダ首相とのトップレベルの会議でリーダーシップ!反応まとめ「公私混同の常識のなさ」「30年後くらいに大統領なるかも」

    トランプ米大統領が、訪米中のトルドーカナダ首相と米加両国の女性実業家らと開いた会合に、 イヴァンカ…
  6. 2017-3-30

    武雄市でツタヤ図書館批判の投書者の自宅訪問 反応まとめ「圧力だ」「田舎ではよくある」

    佐賀県武雄市でTSUTAYA図書館の批判を投書した人への自宅訪問をしたことが明るみになり、ネットでは…
  7. 2017-3-24

    谷査恵子安倍昭恵夫人付き秘書官のFAXはなぜ問題?反応「これ口利き?」「夫人を承認喚問すべき」

    23日の証人喚問での籠池氏の発言でまた大きな騒ぎになっています。 そして、反安倍派と、そうでない人…
ページ上部へ戻る