ビール値上げはなぜなのか?表の理由と裏の理由「個人商店保護に絶対ならない」「税収目当てでしょ」

酒税法の一部改正により6月1日からビールの値段が上がると噂されていることをご存知でしょうか?

実際広告を見るとどのお店も6月からビールが値上げ!と書いてあり、店の人に確認したらやはりビールは値上げするとのこと。

ただしこれは税というよりは「不当な廉価規制」が税制改正の要であります。
我々の唯一の慰めの(笑) 庶民の晩酌を支えるビールや発泡酒がいったいなぜ値上げされてしまうのか。
今回は、ビール値上げの詳細とその理由、ネットの反応をまとめていきます。

*ご指摘いただき一部修正いたしました。
麦芽比率で異なるビール類の酒税は平成32年10月、35年10月、38年10月の3段階で350ミリリットル缶あたり54.25円に一本化されますが、その話と混同していた部分がありました。大変失礼いたしました。

ビール値上げまでなぜするの?

報道されている情報によると、6月1日から酒税法の一部改正により酒の安売りを規制、それにより小売店の判断で実質的に値上がりする動きになるであろうとのことです。
気になる値上げ幅は10%程度とのことで、なかなか大きな数字です。(報道にある、埼玉県の小売り店の判断)
値上げの対象はビールだけでなく発泡酒・第3のボールにまでも及び、6月からは私たちの晩酌の「本数」にじわじわ影響が出てくることが予想されます。

この値上げを前に、各小売業者は「まとめ買いをするなら今!」とまとめ買いを促しています。
たしかにお酒は日持ちする物ですし、6月までに少しはまとめ買いをしておいた方がいいかもしれません。

▶過去には値下げの話も

突然の値上げに納得のいかない人も多いと思います。
そもそも、2016年には発泡酒を値上げした分ビールを値下げするという話も出ていました。

ならば、いったいなぜビールや発泡酒は値上がりしてしまうのか。早速その理由を調べてみました。

 

▶ビールまで値上げの理由

今回の値上げ(安売りの規制)の理由としては、過剰な酒類の安売りを規制して公正な取引を守るためのようです。
具体的にどういうことかというと、今まで大手小売業者はメーカーからの販売奨励金(リベート)を原資として過剰な安売り競争を繰り広げてきました。
それによって小さな個人商店、いわゆる「町の酒屋さん」は価格競争に付いて行けずに厳しい経営を強いられていました。

そんな状況を改善し、そうした小さな個人商店を守るために過剰な安売りを規制する目的で酒税法が改正、つまりビールなどの値上げが行われるのです。
これが表向きの理由です。
ただ、そんなことを言ったら、イオンのような大型スーパーはお酒以外たくさんリベートで安く販売し、個人店をつぶしてきているわけですから
今回お酒だけそんなことをするのがなぜなのか、何か裏があるのではと考えてしまう人も多いようです。
*ただし、2012年ごろから確かに、イオンに対して原価以下でお酒を納入したことが問題となってきて、それなりのニュースとして取り扱われたので、この理由も正当な理由のひとつであることは間違いありません。

巷で言われていることとしては、その裏では酒税額を引き上げることによって政府の税収を底上げするのが一番の目的では、とも言う人もいます。
ただし、税制改革はまだ先の話で、麦芽比率で異なるビール類の酒税は平成32年10月、35年10月、38年10月の3段階で350ミリリットル缶あたり54.25円に一本化されるとのことですので平成29年の今の話ではありません。

ただ、今回の規制によって、メーカーや個人商店は喜ぶ一方、根本的にビールの消費量が減ってしまう危険性も含んでいて、結果的に大手がどう出てくるかが見えません。

個人的には実はそれこそ狙いで、東京五輪に向けて、飲食店のたばこが規制されたように、お酒の消費量を減らすことで
WHOの基準となる、たばこやお酒で汚れてない東京を目指しているのかなんてことを妄想してしましました。
また未成年が買いにくくなるように、など。このへんは想像ですが、実際は、原価以下の納入・販売規制と、税収増加の一石二鳥が叶うので急いで立法したのではないでしょうか?

また、ビールの値上げは、発泡酒・第3のビールの酒税が大幅に上がることで、そう簡単にビールの値段を下げられないことと
ビールの値段が上がるのは、原価以下での取引規制と関係があると言われています。
このへんは、関連記事にあります、改正前後でのイオンでの値段を公開しますので、それを見て判断していきましょう。

ビール値上げに対するネットの反応まとめ

今回のビール値上げに対してネットの反応をまとめてみました。

ビールは安くなるんじゃなかったの!?
こんなことしても国民を苦しめることにしかならない
商品価格は自由競争に任せた方がいいのでは?
給料は上がらず庶民のささやかな楽しみは価格上昇
日本はビール高すぎ
ただでさえビール飲む人減ってるのに買わなくなるだけでしょ
なんでビールを狙い撃ち?
量販店の規制をしたところで町の酒屋にビールを買いに行くだろうか
国は安売りの規制強化よりも税収を上げたいんでしょ
もう買わない、っていうより買えない
消費者離れが加速するに決まってる。いったい誰が得をするのか
ただでさえ高いのに…
出典:https://goo.gl/onsGpM

納得のいかない値上げに国民からは批判が殺到しています。
たしかにネットの反応にもあった通り、大手小売業者を規制したからといって実際酒屋さんにビールを買いに行くようになるでしょうか。
たいていの場合、一か所で何でも揃うスーパーに行ってしまうはずです。
そうなれば本来の目的である個人商店の保護はできず、単に国民のビール離れが加速するだけになってしまいます。
やはり建前の理由だけではないということを痛烈に感じます。
6月からの私たちの晩酌はいったいどうなってしまうのか。しばらくは寂しい夜を過ごすことになるかもしれません。

■関連記事

ビール値上げ一覧を調査!発泡酒だけじゃないの?イオンとセブンで前後を比較します…(1日にも更新)

6月1日酒税法改正値上げでどうかわる?反応まとめ「ビール類が1割・・」「愛飲するお酒も変えなきゃ」

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