ACL浦和済州戦でエルボー乱闘はなぜ起きた?反応まとめ「良い試合が台無し」「普通の状況ではない」

サッカーのACL(AFCチャンピオンズリーグ)決勝トーナメントで、浦和済州戦で、延長の末、劇的な勝利で、
8強入りを果たしたが、試合はエルボーパンチを含む乱闘の大荒れの騒ぎとなった。なぜこのような事態に?反応もまとめた。

ALC浦和済州戦でエルボー乱闘はなぜ起きた?

第2戦の試合は、浦和が済州ユナイテッド(韓国)に延長の末、2戦合計3―2で勝って8強入りを果たしたが、
済州の控え選手がピッチに乱入し阿部選手にエルボーパンチをくらわしたり、槙野選手が済州の選手やスタッフに追いかけ回されたりと、
この試合の大乱闘により、両チーム合わせてレッドカード3枚、イエローカード8枚というこれまでにない結果となった。

この結果により、8月に行われる準決勝には、浦和のほか、川崎F(日本)、アルアイン(アラブ首長国)、アルヒラル(サウジ)、
アルアハリ(K、サウジ)、ペルセポリス(イラン)、広州恒大(中国)、上海上港(中国)の8チームが進むことになった。

では、なぜこのような乱闘にまで発展する試合になったのであろうか?その理由を考えてみましょう。

乱闘大荒れとなった3つの理由

1.ACLの決勝トーナメントで適用されている「アウェーゴールルール」の影響
決勝トーナメントではホーム&アウェイ方式で行われる。
90分間(前後半各45分)の試合を行い、勝敗が決しない場合は引き分けとする。
各回戦の勝者は2試合の勝利数が多いチームとする。勝利数が同じ場合は、次の順によって決定する。
【A】2試合の得失点差
【B】2試合におけるアウェイゴール数
【C】第2戦終了時に30分間(前後半各15分)の延長戦.
ただし、延長戦ではアウェイゴールルールは適用されない
【D】PK方式

この第2戦前の両チームの状況は以下であった。
浦和は済州と対戦したアウェイ韓国での第1戦で。済州に0-2で敗れていた。

浦和の勝利するための条件
第2戦終了時に、3点以上の差をつけるか、2点の差をつけて、延長または、PK戦で決着をつける。

すなわち、済州にとっては、アウェーゴールを1点でも入れれば、たとえ浦和が3点入れて2試合の合計で同点となっても、
アウェイゴール数の条件Bにより、勝利できることになる(浦和はアウェイゴール数0)。

以上の条件を表で示すと以下のようになる。

結局2試合で2-2同点となった第2戦の試合後半は
両チームの次の1点をめぐる緊張感がどんどん高まっていった。

ここで、いくつか小競り合いが起こり、試合前の時点で、絶対的に有利だった済州は得点できず、
延長戦に突入した。これが、導火線になったと考えられる。

2.韓国は途中出場も含め、4チームのうち、3チームが、敗退しており、ベスト8に進める唯一の韓国の期待は、
絶対的に有利な済州ユナイテッドに集中していた。選手もプレッシャーを受けていたと思われる。
楽勝予想が守りに入り、後半には焦りとなったのではないだろうか。

3.済州の趙城煥監督が「浦和の選手がわれわれのベンチ前に来て、刺激するようなセレモニーをしたため」と説明し、
「いいマナーを見せることができずに申し訳ない。」と謝罪したものの、
「負ける者のマナーもあれば、勝利する者にもマナーが必要」と話した。

どの事実を指すか不明だが、劇的な勝利で、表現はどうであれ、浦和の選手が喜びを爆発させたことは想像できる
(決勝ゴールに対して、槙野選手がガッツポーズで喜びを表現したことを指すとも言われている)。

これらが相まって、追い詰められていた済州の選手が、感情を爆発させた結果がエルボーパンチを含む乱闘騒ぎとなったと思われる。

浦和の8強入りとこの騒ぎについてのネットの反応を見てみましょう。

浦和の 8強入りも乱闘騒ぎに関するネットの反応


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浦和劇的勝利への喜びと済州も予想できない行動に、信じられない思いのコメントもあります。

韓国内では、政治の混乱が永く続き、スポーツ界でも先のWBCなどを含め、ほとんど明るい話題が聞こえて来ません。
新大統領が選ばれたものの、北朝鮮問題を含め、課題山積で、国内では、全般に陰鬱なムードに覆われているように思えます。

それだけに、スポーツ界で、当然勝ってベストエイトに進むと期待していた済州ユナイテッドが
最後の最後に敗れるという事態に自制がきかなかったのかもしれません。

しかし、あくまで、スポーツマンシップに載っとのっとって、敗れても潔い振舞をしてもらいたい。
まして、韓国での初めての冬のオリンピックをひかえている時期である。
ぜひスポーツ先進国としての自覚をお願いしたいものです。

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