
甲子園で決勝進出を決めた広島の広陵高校の中村奨成選手(しょうせい)が、今大会・甲子園6本目の本塁打を放ち、あの清原の記録を抜く快挙を達成しました。
中村選手は母子家庭という厳しい環境に置かれているにもかかわらずこれほどの選手となったところが特に共感を呼んでいます。
今回は、中村奨成選手の置かれている環境やすごさの秘密をまとめていきたいと思います。
母子家庭で育った中村奨成選手が本塁打記録を樹立
23日に決勝が行われる甲子園、決勝進出を決めた広島の広陵高校の中村奨成(しょうせい)選手が今大会・甲子園で6本目の本塁打を打ち、1985年にPL学園の清原の記録を抜きました。
そして今話題になっているのは、この中村奨成選手が母子家庭であるという点です。
子どもを育てるのは夫婦2人いても辛いものです。
幼い頃から女手一つで育てられた中村選手は、小学校の時は野球好きのお母さんにキャッチボールなどをしてもらい、やがて甲子園にまで出場するほどの選手となりました。
中村選手のお母さんは「子どもに野球しかさせたくなかった」と語っているようで、おそらく子どもに大好きな野球をたくさんさせるために無理をなさっていたのでしょう。
そのおかげもあり、中村選手は母子家庭という環境ながら野球に没頭し、そして今年の甲子園で6本の本塁打を記録するという偉業を達成したのです。
お母さまの努力は本当に想像できないものだと思います。
私なんかたまに1日子供の相手をするだけでヒーヒー言っていますので…。
清原越えのすごさの秘密は?
あの清原選手の記録を塗り替える中村奨成選手のすごさの秘密は何なのでしょうか?
それを物語るエピソードとして、小学校時代に所属していたチームで、中村選手は自らキャッチャーを志願していたと言われています。
野球に詳しい人ならご存知でしょうが、キャッチャーは野球のポジションの中でも特に大変で、あまりやりたがらないポジションとして有名です。そんなキャッチャーを自らやりたいと言うほど野球に対して強いモチベーションを持っていたことは、中村選手のすごさの秘密の一つなのではないでしょうか?
また解説者の話によりますと、次のような言葉が出てきています。
・基本に忠実
・変な癖がない
・巨人・坂本選手のように右足を軸足にしてそれを残すタイプ
・スイングがコンパクト
・バネがあり瞬発力もいい
ということで、松井のように大きい身体で怪物タイプではなく、技術系のイメージが強いです。
ネットの反応まとめ
出典:https://goo.gl/w5U91w
中村奨成選手の本塁打記録に対するネットの反応をまとめてみました。
まとめ
母子家庭という厳しい環境ながら甲子園で素晴らしい記録を達成した中村奨成選手は、幼い頃から野球好きの母親に育てられた生粋の野球少年です。
きっとお母さんも今までの努力が報われて本当に喜んでいることでしょう。
決勝でも記録をまた伸ばす可能性もありますし、どこまですごい選手になるか楽しみですね。
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